人は死ぬと、あの世という別次元の世界に戻るけど、どういうことなの?

人間の人生は、生きて死ぬという規定路線がある。
この法則にいくら逆らおうとも、誰も死というものを免れられない。

では、人は死ぬと無に帰すのか?ということは当然思うわけだが、釈迦は2000年以上も前に、人類最大の関心ごとに対して輪廻転生と言う死生観を展開し人々の死への恐怖を和らげた。

輪廻転生という偉大な仏教

輪廻転生という仏教の教えでは、人間は死後にあの世という別次元の世界に戻り、その後、生まれ変わりを繰り返すことで霊魂が磨かれたり、くすんだりしていくとされている。

この繰り返しのプロセスは六道輪廻と呼ばれ、人生という旅を無数に繰り返すことにるという。

それから2000年以上も月日が流れると、四次元や五次元なら別次元の存在が徐々に物理学や量子力学によって解き明かされてきている。

しかし、これは釈迦の説いた仏教の教えを補完するものであり、既に世界の真理は釈迦の教えの中に内包していることになる。
そして、釈迦の教えを現代的に噛み砕いて言うのであれば、あの世という別次元の世界とこの世という今の次元の世界は人間の霊魂は行き来しているという。

そして、生まれ変わりを繰り返し、人間の魂は様々な縁によって磨かれたり、逆に悪行によってくすんだりしている。
そうやって六道輪廻を繰り返し、人はあの世とこの世を彷徨いながら、人生という旅を無数に繰り返す中で、釈迦の教えを人生の中で取り入れたものは何と幸せなものだろうかと釈迦自身が嘆いた。

六道輪廻のイメージ
それぐらい釈迦の教えは、人生という旅にとって尊い教えだが、そこに巡り会うことは稀であるという意味である。




あの世の方が本来の人の居場所だと思って過ごしましょう

釈迦の教えを現代的に解釈すると、あの世とこの世は別次元の存在であり、人間の霊魂はその両方を行き来しているとされています。

また、物理学や量子力学によって解き明かされつつある四次元や五次元の存在も、釈迦の教えを補完するものであり、既に世界の真理は釈迦の教えの中に内包されているとも言われています。

人間が死後に別の次元の世界に戻るという考え方は、宗教や哲学など様々な分野で考えられています。
しかし、現代の科学がこのような考え方をどのように扱っているかは、まだ明確に解明されていない部分もあります。

科学が発達し、霊や超能力といったものを信じない人が増えているがそれは傲慢であります。

一方、霊感のある人からすれば、あの世があるとしか思えないのが必然です。
現代は、霊に関する事柄に対して、信じる人と信じない人が2つに分かれているようです。

しかし、よく

「夢に亡くなった母親が出てきて、○○と言ったらその通りになった」

「暗闇に白い着物を着た女性が現れて消えた」

「夜中、金縛りにあったら、誰かが自分の首を絞めていた」

といった話は枚挙にいとまがありません。


それらが総て嘘や幻覚だとも決めつけられませんね。

まして、亡くなった人と交信が出来る人は、あの世があるとしか思えないのも頷ける。

そこで、あの世について説明したいと思います。

あの世での姿

「あの世」とは、死後に霊魂が行くとされる世界のことを指します。宗教や文化によって、あの世のイメージは異なりますが、一般的には肉体を離れた霊魂が存在する場所であり、人々はここで生前の行いによって報いを受けたり、再び生まれ変わったりするとされています。

仏教では、あの世を「六道」と呼ばれる6つの世界に分けて考えられています。六道とは、地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天国の6つの次元のことで、人間はこれらの六道を繰り返して生まれ変わりを続けるとされています。
人間は、生前の行い(善業や悪業)によって、次に生まれる六道が決まります。

また、あの世では、神々や仏菩薩たちが存在しており、人々を導いたり、助けたりするとされています。
特に仏教では、釈迦や観音菩薩などの仏菩薩が、人々を苦しみから解放するための教えを説いたとされています。

あの世は、現世とは異なる存在であるため、どのようなものかは科学的には解明されていません。
しかし、多くの人々にとって、あの世は生前の行いや思考が重要であり、幸せや不幸の行方を左右する場所と考えられています。

人間には「魂」があります。
これが肉体を離れると「死」ということになり、魂はあの世へと旅立つのだ。

そして、あの世では白い玉、丁度オーブの様な形でいます。

もし、霊能者の人が亡くなった人を呼んだら、その時霊媒役の人にはその人の姿(人間の形)が見えますが、交信が終了すると霊はまたオーブの状態に戻るそうです。

魂を表すらしい丸い玉は、あの世での修業が積まれる程綺麗な白になっていくようです。

もっと霊のレベルが上がると、やや紫色がかった白になるとも言われています。

人間の魂のレベルの上昇については、多くの宗教や哲学、スピリチュアルな信念において考えられています。

一般的には、人間の魂は転生を繰り返し、それぞれの生まれ変わりの中で学び、成長していくことによって、魂のレベルが上昇していくとされています。

具体的には、慈悲心や思いやり、愛や平和、真実や善などの高次元的な感情や価値観を身につけることで、魂のレベルが上がると考えられています。

また、逆に憎しみや嫉妬、怒りなどの低次元的な感情や行動を繰り返すことで、魂のレベルが下がるとも考えられています。

ただし、魂のレベルの上昇については、宗教や哲学、スピリチュアルな信念によっても異なる考え方が存在するため、一概に説明することは難しいです。



守護霊の存在

守護霊とは、個人を守護する霊的存在のことを指します。

守護霊の存在については、宗教やスピリチュアルな信念によって異なる考え方がありますが、一般的には、生まれる前から個人についているとされる魂や霊が、守護霊としての役割を果たすと考えられています。

守護霊は、個人の精神的な成長や癒し、守護や指導、助言などの役割を持つとされており、個人が生きる上での課題や目的に合わせて、守護霊が現れたり、サポートしたりすると考えられています。

また、守護霊は、個人の健康や安全、幸福などを守る役割を持つとされており、悩みや困難があるときには、守護霊に祈りを捧げることで、助けや励ましを得ることができると信じられています。

日本と西欧ではあの世での過ごし方も違うようですが、日本はやはり昔から武道や華道といった「道」を重んじる風土だからでしょうか、集中力を養うことが主な修行のようです。

その間、その人に合ったレベルの、神様の御用を行うようです。

また、よく言われる『守護霊』ですが、これは亡くなった祖父母など、亡くなってすぐの人は守護霊の一部であって、本当の守護霊は亡くなってから300~400年程経ち、ある程度以上の修行を積んだ霊がつきます。

守護霊はその人が生まれる前から決められ、この世に誕生した時には既に守護霊はあなたを守っています。
また、守護霊は1人とは限りません。
3人、4人ついている人もいます。

また、特殊な才能を持った人、例えば名医、芸術家、研究者等には守護霊とは別に、その才能を伸ばすのを手伝う霊が付きます。
そして、その人の才能が伸びれば、霊ももっと高等なものと入れ替わります。

守護霊はあなたを守ってくれる霊には違いありませんが、それはあくまであなたが努力して生きている場合です。

ですから、守護霊に『頼る』のではなく、『後押し』してもらえるように、特に叶えたいことに対しては真剣に取り組むようにしましょう。

輪廻転生について

輪廻転生のイメージ
前世の記憶、または過去世の記憶を持つと信じられている人もいますが、科学的にはそのような現象は証明されていません。
しかし、一部の宗教や信仰体系では、輪廻転生の考え方に基づき、魂が生まれ変わりを繰り返すことで前世の経験を引き継ぐと信じられています。

一方、心理学や神経科学の分野では、前世の記憶という概念に対する科学的な根拠はなく、通常の人間の記憶に関するメカニズムによって説明できるとされています。
人間の記憶は複雑なプロセスによって作られ、脳内の神経回路の強化や結合の変化によって形成されます。
また、記憶は主観的で、時間とともに変化することもあります。

つまり、前世の記憶というものは科学的には証明されていない仮説であり、信仰や宗教に基づくものとされています。
初めて行った場所で 「この景色は、どこかで見たことがある」 と感じる時、それが前世の記憶であることもあります。

また、輪廻転生といっても、その人の全部が転生する訳ではありません。

今生でしっかり生きられた部分は上の霊界へと上がっていき、至らなかった部分が100年以上経ってからこの世に生まれ変わり、修行をします。


この世に生まれ変わらなくなることも

魂のレベルがかなり上がると、もうこの世での修業が必要なくなるので、人間として生まれ変わることはなくなります。

その代わり、現世の人間の守護霊となることはあります。

あの世の霊にとって、この世の人間の守護霊になることは、修行の1つです。

もうこの世に生まれ変わらなくなるのは、高等な霊になったということです。

その後は、あの世で引き続き修行をして霊性を高めていきます。

あの世には7つとも8つとも言われる段階に分かれています。

一番上は神様達ですから、人間はなかなか1番目、2番目の段階に上がるのも努力が要るようです。

そして、霊性がかなり高くなると、別の星に行けるという話もあります。

つまり、やはり人間も霊も、もしかすると神様さえも、この広大な宇宙の一部だということでしょう。



最後に

釈迦が説いた死生観や一部の宗教では、死後の存在は無に帰すのではなく、魂が転生することで生まれ変わると考えられています。
また、量子力学の一部の理論によれば、物質やエネルギーは死んだ後も継続して存在し、ある種の形で生き続けることが可能であるという考えもあります。

また、人々は自分自身の人生や存在に意味を見出すために、死後に何らかの存在があると信じることがあります。
例えば、自分の魂があの世で家族や友人と再会すると考えたり、天国や地獄が存在すると信じたりすることで、生前の行いや人生に意味を見出すことができると考える人もいます。
以上のことから、『この世が総て、死んだら「無」』、ではないことがわかると思います。

しかし、あの世があるからいいや、ではなく、この世でも一生を充実したものにするよう努めましょう。

そうしないと、死後かなり低い霊界に行くことになりますよ。




    

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