人の意思は量子に影響をあたえているか

人間の意識と物質はどのように関係しているのか。

この課題に挑戦する実験がプリンストン大学によって研究されている。
プリンストン大学工学部ロバート・ジャンはランダム事象生成装置という装置を製作した。
ランダム事象生成装置とは、量子を利用して電子的なノイズを0と1の数字に変換する。
0と1の発生する比率はそれぞれ50%で確立は2分の1である。
しかし、2001年9月11日に起きた同時多発テロでは、世界にあるランダム事象生成装置の集計データに確立が2分の1にならない、偏りがあるデータが得られたのである。

この異常な偏りはいったいなぜ起きたのだろうか。

まずランダム発生装置にはなぜ偏りが起きるかという仕組みは、素粒子の動きを装置が利用しているからだ。

この装置の中で素粒子を壁に衝突させると、跳ね返る素粒子とすり抜ける素粒子が同じ頻度で発生するが、特殊な状況下ではその頻度は同じではなくなる。

その特別な状況というのが、人々の意思や感情が大きく動かされる事件などが起きた場合だというのだ。

0と1の偏りが人間の意識の影響を受け変化することは実験によって確認されているという。

そして2001年9月11日の乱数発生器による偏りは、その1年の中最大であった。

テロが起きた時刻から、偏りがプラス方向に大きく現れ、その後、マイナス方向に大きく現れたのである。

この偏りは標準偏差の6.5倍である。

この偏りが起きる確立は1000万分の1である。

これらの結果は6人の統計学者によってそれぞれ解析され、一致した結論が得られている。

現在は、世界100箇所以上の地域に乱数発生装置からインターネットを介してデータを収集、蓄積している。

このデータはリアルタイムで可視化されており、ダウンロードして分析、解析できる様になっている。

これまで408個のイベントが分析され、ほぼ全てのイベントにおいて、乱数発生装置の偏りが確認されているという。

この結果から、人の意思は量子に影響をあたえているのだろうか。






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