様々な幽霊って遭遇した体験

昼間に鉄道事故の幽霊を見た瞬間

2019年1月20日朝、JR白新線佐々木駅構内で高齢女性の存在の気配を感じる。
地元の駅の改札駅の前を歩いていたら構内のアナウンスが流れてきた。
某駅で人身事故が起きたという内容で、それは大変だと思いながら電車を利用しない私は、そのまま通りすぎた。


駅から出たときに、近くを歩いていた男子学生のグループに気づきました。
その中のひとりが大きい声で話をしていたからです。


「いる!」


しかし、幽霊のような感じがする。
見えないんだけど、説明はできる。
その限りでは、見えるという感じ。
白いドレスを着た肩よりも長いストレート。
しかし、ちょっとボサボサ。
金髪は異様にバサついて、通常なら、心配になって、まじまじと見てしまう様子…。
しかし、ちょっと怖くて、姿を見られない。


しかし、その存在のメッセージは受け取れる。
その女性は駅の通路にいるんだけど、無色透明で透き通っている訳じゃなくて、隣の空間、亜空間違いに立っている雰囲気…。


しかも、かなりいかめしい表情。
険しく鋭い。
怒っている、或いは、言いたくないけど、恨んでいるんじゃないかと思う。
殺気という言葉があるが、本当の殺気というものに接した事がある人はどれだけいるだろうか。


この幽霊じゃないかと思われる存在は、殺気、その気配がある。



一度、通り過ぎて、萬代橋口の方へ。
今日は、朝から雨が降っていて、非常に寒い。
異様な冷たい雨だ。


新潟の雪を見たい、そう思い立って、東京駅鍛治橋駐車場から、強引に高速バスでやって来たものの…。
だいいち、1月20日に新潟駅行きの高速バスが出ているなんて、驚いた。途中の山地を越えて、日本海側へやって来たのだから、パーキングエリアでは、少し雪が積もっていた。
でも、比較的少なかったので、トラブルもなく、新潟駅まで何の問題もなく、やって来れるだろうと見ていたのだ。

しかし、気になって、もう一度、通路へ

萬代橋口東側通路の曲がり角少々の段差の踊り場。
そこの亜空間違いに彼女は立っている。
なぜかはわからないが、ひどく殺気立っている。
なのに、興奮しているわけではないようだ。


おそらく、そのいかめしい厳しい表情は、一時的なものではなくて、常態なのだ。
表情が固定化して、変われない…!。
そんな気がするほど、硬い、安定した殺気。
しかし、見えるわけではないのだ。


私がこの場を借りて、怪しい話を繰り広げているだけに過ぎない。
そうとしか、思えないはずだ。
さっきまでここに人がいたから錯覚!。
その方があり得るかもしれない。
しかし…、私が感じたその気配には足首の辺りから下がなかった。

その事が説明つかないのだ。
男子学生の「やっぱ佐々木駅怖いよ!ホームで引っぱられるような感じがしたことあった!あのへん住めね~!」という言葉に、背筋に冷たいものが走りました。
最近、このときのことを思い出して駅名で検索したら、人身事故があったという記事を見つけた。



トイレからも恐怖を感じる

それから後日、霊感が強い私の実家では、以前から度々、心霊現象のようなことが多々起こっており、特に違和感を感じる場所が二階のトイレ前の廊下だった。
本来トイレは二箇所あったが、わたしが小学生の頃には、二階のトイレを使用する者はいなくなり、知らず知らずのうちに開かずの間となり、トイレ前には荷物が積み上げられるようになった。
トイレの中には母親が手作りした人形が飾られており、視線を感じるようで嫌な気分になった。
トイレから続く廊下の先の部屋(以前は弟の部屋)は、夏でも冬でもジメジメしており、いつも湿気を感じる部屋だった。
そんな部屋を使用するのは弟も嫌だったようで、私が一人暮らしを初めたことをきっかけに、私の部屋は弟が使うようになった。


死んだおじいちゃんの幽霊

ある日実家に帰った際、寝る部屋がなかったので、しばらく弟の部屋で寝ることになった。
私はやはり嫌な空気を感じながら眠りにつくことにした。
なかなか寝付けない中眠りにつくと、やはり金縛りにあった。
霊感の強い友人と話をしているとき、実家について話をしたが、実家のトイレ前の廊下は霊道になっているのでは?と言われたことを思い出した。

私は怖くなり、しばらく仏間で寝るようにした。仏間で寝ている時は、金縛りも夜中に目覚めるということはなかった。

そんな実家であるが、祖父が亡くなり49日が終わった頃、弟とリビングでテレビを見ていた時だ。

リビングには、メインの照明とは別に、明るさを調整できるスライドボタン式があるのだが、そのボタンがスッと動き、オレンジの照明が付いた 。

私はボタンが動く瞬間を見、弟の方を振り返り

「今の見た?」

と問いかけた。


「やっぱり動いたよな?」


弟もボタンが動くのを見たようだった。

私たちは怖くなり、母親がやってきた時に、

「今勝手に照明がついた!!」

と大騒ぎした。




母親は
「何言ってんの、お祖父さんが帰ってきてるんだ!」

と、これまた怖い発言をし出し弟と一緒に青くなったことを今でも覚えている。


母親は照明が勝手につくくらいいいじゃないか、最近はテレビも勝手につくのだと笑っていた。この時の母親も怖かった。
そして、先日実家に帰った時、記憶から忘れかけていた二階のトイレにいたはずの人形がリビングに飾られていることに気付いた。

母親に捨てるように何度も言ったが、
「私が作った人形だから絶対捨てない!」

と言い、激しく怒るのだ。

そのため今でもリビングに死んだおじいちゃんの遺影が飾られている。

今では実家に帰っても、私は泊まらずに帰るようにしている。



    

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