昔の心霊番組は怖いけど面白かった

昔の心霊番組
インターネットがない時代、テレビのオカルト番組は非常に人気であった。
なぜならオカルトというジャンルにかこつけて、いろんなことを言いたい放題、捏造し放題、しかも視聴率が取れるからである。
視聴率が取れる=金になると分かれば、霊能力者を呼ぶは除霊はするわ、 墓石をぶっ壊すは、 UFO研究家の秋山眞人のうさんくさい話を芸人が馬鹿にするわのどんちゃん騒ぎであった。
UFO研究家の秋山眞人の著書「シンクロニシティ」
UFO研究家の秋山眞人の著書「シンクロニシティ」

特に芸能人を心霊スポットに行かせて、 大量の悪霊取り憑かせ、芸人が霊能力者に除霊される時に苦しむ表情は最高のお笑いのネタであった。


そしてテレビに映るありえない映像に一喜一憂し、夜にトイレに行きづらくなったのは小学生なら誰でも経験することではないだろうか?
しかし現在では、 そのようなやりたい放題のオカルト番組に対して、 インターネット上では炎上し、動画まで検証されるようになると、やりたい放題の番組を制作することが難しくなってしまったのである。
結局のところ、自分達が正義の名のもとにオカルト番組を駆逐した結果、 娯楽としても面白い心霊番組やオカルトネタはテレビから姿を消してしまったのである。


心霊=作り物か?

テレビの心霊番組は、時としては冬にまで放送されます。

一時の心霊ブームは去ったものの、またブームは再来しているようです。

でも、心霊ビデオの殆どは作り物であり、北欧の国では偽物の心霊ビデオを作る専門の会社がありますが、その会社の一番のお客様は”日本人”ということでした。



私のガチな心霊体験

私には霊感はありませんが、それでも、「死後の世界は本当にあるのだろうか」と真剣に考えていた時、大昔に処分した日記の1ページが押入れから出てきたのには、言葉が出ませんでした。

そこには、入院していた祖母が朝起きられず、注射で起きた話と、裏にはそれを聞いて母と私がお見舞いに行った話が書かれていました。

ずっと前に処分した日記類の中の1ぺージ。
それも無くなった祖母の事を書いた部分が、いきなり”現れた”のだ。
これは、祖母が「あの世はあるのよ」と教えてくれたのだろうか。

また、もう1人の母方の祖母が亡くなった後も、生きている人に乗り移って母に別れを告げる様な素振りを見せたことがありました。
その夜、私はまだ中学生で心霊などという言葉すら知りませんでしたが、祖母の母を思う気持ちを思って泣いた。




心霊=恐怖?

私自身の経験から言えば、心霊=恐怖、ではありません。
地縛霊、浮遊霊・・・と、死んだということがわかっていても、あの世に上がらない霊は年々増えているようだ。

これは、科学が発達して「あの世はない」と思った人が、お迎えに気付かずにこの世に残ってしまうことが原因のようだ。

そして、自分は生きているつもりなのに、誰に話しかけられても答えてもらえないので、やっと死んだことに気づき、「死んだら・・・お墓だ」と自分のお墓の辺りでうろうろしているようです。

これが、墓場で目撃される幽霊の大半だと言います。

ちょっと上を見れば、あの世が見えると思うのですが、あまりに頑固に「あの世なんてない。この世がすべてだ」と思い続けるのは危険ですね。

また、心霊と言ってもご先祖が自分を守ってくれることも多いのですから、ご先祖様が上の霊界へ行けるように祈りながら、自分も一所懸命生きていくことが一番大事ではないでしょうか。





    

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