本物の魔法陣を作る方法とは?

魔法陣とは

魔法陣は、漫画やアニメなどでよく出てくるものなので、割と親しみを持っている人も多いのではないだろうか。
漫画やアニメなどでは、悪魔や使い魔などを召喚する召喚魔術を使うときに描かれたりして、場面やストーリーを盛り上げることに一役買っている。
しかしこの魔法陣というのは、単なる架空のものではなく、その元となったものが実際に存在するのだ。
それは何かというと、西洋魔術で使われる「魔法円」と呼ばれるものであり、悪魔から身を守るというという目的で使われたものだったと言われている。
なので、正確に言うと魔法陣ではないし、もちろん悪魔を召喚することもできないが、その「魔法円」を作ったり、おまじないをする方法というのは実際にあるのだ。

魔法陣の書き方とは?

本来「魔法円」と呼ばれる魔法陣を作る時は、まず清めを行う必要がある。
自分の体を清めるためにはお風呂に入ればいいのだが、魔法陣を描く道具を清めるには、部屋にお香を焚いて、その煙に道具をくぐらせるという方法があると言える。
魔法陣を作る時に必要な道具としては、チョークなどの描く道具と、ロウソクが必要になる。
魔法陣の描き方については、まず、チョークなどで床に2~3メートル程度の円を描き、その中にもう一つ円を描いて二重丸を作る。
そして二重丸に挟まれている部分にラテン文字などで神や天使の名前を書こう。

さらに、陣の中心に五芒星(一筆書きの五つの角がある星)を描けば、魔法陣の完成である。

そして完成した魔法陣の四隅にロウソクを立てれば、より悪魔を寄せ付けない効果を高めることが出来ると言われている。



魔法陣の仕様

魔法陣を作った後は、呪いをの儀式を行うので、その際は筆と紙を用意しよう。

紙に、避けたい人物や物事などを書いたら、魔法陣の中心に立ち、目をつぶってその紙を握りしめる。

そして「ウィッチクラフトの名の下に命じる、陣の中にいる私から穢れを消滅させよ」と唱え、ロウソクで紙を燃やすと完了である。

五芒星

五芒星は悪魔から身を守るための魔法陣だ。

六芒星

六芒星は悪魔の力を強めたり悪魔を使役する魔法陣であり、 別名は、ダビデの星とも呼ばれる悪魔の象徴である。



四代元素のシンボル
四代元素のシンボルは、黒魔術や白魔術とは違い、土着の地属性、水属性、風属性、火属性の精霊(エレメント)を使役するための魔法陣である。
これは、キリストやサタンの信仰から生まれた西洋魔術以前から存在した、伝統的な魔術である。

しかし、四代元素の精霊を使役する魔術は、キリスト教が勃興した中世ヨーロッパでは魔女の呪いとされ、人々から嫌厭され、キリスト教の影響がある社会では、このような古来からあった伝統的な魔術を使う女性は魔女狩りの対象として火あぶりの刑に処されていた。

しかし、修道院などで薬を調合する錬金術の基礎は、四代元素の理解と応用が必要であり、修道院は矛盾したことを行っていた。



    

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