旧帝国軍人として戦死した祖先の怨念

祖父Q氏の怨念

私は、今からちょうど5年前のお盆の時期、ちょうど親戚と先祖の墓参りに行った日頃から奇妙な出来事が起こり始めた。
私の友人の不幸が届いたのも突然の事だった。
死因は、首つり自殺だった。
私の知る限り、友人に悩んでいた様子は無かっただけに、自分に何の相談も無しにこの世を去ったのは衝撃だった。




不幸の経緯

葬式の後、友人の母が遺書について教えてくれた。
「いきなりの死を許してください。でも首無しが襲ってくる、アイツからは逃げられない」と記入された遺書に、私はどう反応すべきかわからずも、友人の母には、「私の知らないところでこんなに悩んでいたとは思いませんでした」と咄嗟にその場の雰囲気を取り繕った。

不幸は連鎖する、友人の葬式から1週間程度で学生時代の恩師の死が舞い込んできた。
恩師とは、学生時代からの付き合いで卒業後もいろんな相談などに乗ってもらうなど懇意にしてもらっていた。 死因は、飛び降り自殺。
葬式の何日か後、恩師の娘さんからの電話があった。

恩師と懇意にしていただけに、何か聞いてなかったか?というものだった。

私には心当たりもなく返答することができず、少し間が空いてから、娘さんのほうから「実は、遺書はなかったんだけど、自殺する数日前から調子を崩しており、幻覚のようなものが見えていたようなの、いつも首のない奴がいるんだ、アイツはQに間違いない、間違いないと」何度も繰り返して叫ぶようになったの。

Qって・・・・・おじいさんの事よね?
私はその言葉に、急に背筋が凍りつくような感覚に襲われた。

旧帝国軍人だったQの存在

祖父Q

祖父は、戦争中に敵の砲弾の餌食となり無残にも首から上が無くなった状態で死んだ。

当初は、本人かの確認ができるわけもなかったのだが、ズボンのポケットに入っていた、私の祖母、父などとの集合写真が明確な証拠となり、戦後になり遺体が実家に戻ってきた経緯がある。

祖父Qと友人、恩師を結びつけているものがあると確信した私は、家族、知人、親戚、ありとあらゆる手を使い、情報収集を行った。

その結果、祖父と恩師は幼馴染で、恩師が教師のため徴兵を免除されていたことを、いつも羨ましがっていたこと、友人との直接的な関係性は見つからなかったものの、友人の祖母と昔は駆け落ちを約束した仲だったそうだが、家族からの強い反対もあり成功しなかった経緯が判明した。

ひょっとしたら、祖父Qは、今でも自分だけが徴兵の犠牲になった事を恨んでいるのではないでしょうか・・・・。



もともと祖先は共産主義者だった

よくよく調べてみると、元々私の家計の祖先は共産主義者であり、極左活動家であった。

そのことはもちろん、そのことは憲兵には隠しており表向きは戦争を翼賛していたが、相当な屈辱だったに違いない。
そしてマルクス思想に憧れた青年だった祖先は、偉大なる共産主義革命の成就のために密かに活動をしていた。
現代ではその精神は、中国共産党や革マル派、アンティファ、そしてブラックライブズマターなどの極左活動家へと伝播していった。
そういうことを考えれば、もはや先祖には怨念などなく、 我が家系に先祖の祟りがあるはずがないだろうと思っていた。
しかし現実問題として、我々一家は明らかに先祖の祟りによって苦しめられているのが現状である。
そこで先祖の祟りを鎮めることにした。

先祖の因縁から家族を解放するためにおこなったこと

まずはしっかりとした家系分析を行います。
それによって特に因縁を受ける子孫が誰であるのか?
不幸のの原因が何であるのかについてきちんとした因果関係を分析します。
今回の私の一家の場合は共産主義であった祖父が、徴兵により未練の戦死を迎えたことに、不幸の原因がありそうです。
しかしそもそも、祖父がなぜ共産主義思想に没頭したのかについてですが、さらに深い因果の分析が必要になります。
しかしここまで来ると、先祖の過去を知る資料などもないため、調べることはできませんでした。
次に先祖への感謝の気持ちをカタチにするために、大々的な法要を一族全員で執り行い、祖父の霊を慰めます。
祈祷師による先祖供養
祈祷師による先祖供養

また今まで蔑ろにしてきた神仏を大事にすることによって、一家の安寧を願います。


きちんと先祖供養し黄泉の国で苦しんでいる祖父を解放し成仏させて、初めて先祖の因縁が消えて、祖父は守護神となって隣一家の繁栄を支えるわけであります。

ご先祖の恩に思いを馳せることは、決して忘れるべきではありません。




    

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