「幽体離脱」って実際あるの?

突然ですが皆さんは幽体離脱を体験したことがあるでしょうか?

そもそも「幽体」という言葉ですが、何となくわかるようであまりわかりませんよね。
似た言葉で「霊体」という言葉もありますが、こちらもよくわかりません。
「幽霊」はいわゆるお化けの事だというのはわかりますが、「幽体」と「霊体」という言葉の違いを深く考えたことのある人は少ないのではないでしょうか。


幽体離脱と言うのは、「魂」が「幽体」を伴って肉体から離れてしまう心霊現象の一種と言われている。

私の周りの友人や知人に「お化けを見たことがある」とか「心霊写真が撮れたことがある」と言う人はたまにいますが、「幽体離脱したことがある」と言っている人はさすがにあった事がありません。

しかし、私は少年時代に「あれは幽体離脱だったのかな?」と今でも不思議に思ってしまう体験をしたことがある。


そもそも「幽体」と「霊体」ってなに?

今生きている私たちには「肉体」がある。
「霊体」というのは肉体の中に存在する肉眼では決して見ることが出来ず、死んだあとに霊界で使うための体の事で物量は存在しません。
では「幽体」とは何なのでしょうか?

幽体とは肉体と霊体を繋ぐ役割があり、半物質の性質を持ちガス状の体をしているものだ。
エクトプラズム」と呼ばれている現象も「霊の形を可視化した半物質状のもの」が口から出てくる心霊現象の一つで、こちらは西洋の幽体離脱と言ったところでしょうか。

エクトプラズム

エクトプラズムの画像



幽体離脱した人の報告

強制的な幽体離脱としては、交通事故などの臨死体験で一時的に幽体離脱してしまうケースがほとんどである。
一応スピリチュアルな修行をすることで、自在に幽体離脱をする方法はあるが非常に危険である。
この方法は推奨しない。

臨死体験により幽体離脱をした人の報告によると、基本的には先祖や縁者などの近親者の霊に多くの確率で遭遇するという。
そして、自らの世界に引きずり込もうとする霊と、元の世界に戻そうとする霊がいる。
そして、肉体は生きたまま、幽体だけ死後の世界に引きずり込まれると、そのまま、 現実世界に戻って来れなくなり死亡してしまうのである。

と言うか、幽体離脱をし、そのままあの世に引きずり込まれる可能性があるので、絶対に幽体離脱のスピリチュアル修行はしない方がいい。

幽体離脱?を思わせるような夢の話

これは筆者が小学五年生の頃に体験した恐怖の話です。
23時ごろに布団に入り、漫画を読んでから就寝した時の事です。
その時の私のレイアウトは床に布団を敷いて、枕元に電気スタンドと読んだあとの漫画、テレビが配置されていて、もちろん電気スタンドとテレビはコンセントに繋がった状態でした。

今でも「あれは夢だったのかな?」と思っているのですが、ふと気が付いたら眠っている私を自分自身が見下ろしていたのです。
枕周りのレイアウトは寝る前の状態のままです。
ただ、特に何をするわけでもなくぼけーっと自分を見下ろしているのです。

自分を見下ろす私はその状況に対して特に不思議だとは思わず、「俺が寝てるなぁ」程度にしか思っていませんでした。

夢の話…のはずだったが

するとその後の事だった。

眠っている私に悪霊のような黒い人影が近づいてくることに気が付いた。

なぜか瞬時に「あ、これはヤバイ殺されるかも」と勘づいて眠っている自分を起こそうと焦るのですが、微動だにしません。

その間にもどんどん黒い人影が近づいてきますが焦る自分と眠る自分がリンクせず何もない。

「ああもうダメだ!誰か助けて!」と思った時だった。


更に後ろから別の人影が近づいてきて、枕元の電気スタンドをコンセントから抜いてそのコードを黒い人影の首に巻き付けて絞め殺したのです。

その最後にやってきた人影の事を夢の中の私は「守護霊」だと思ったのですが、正体は全くわかりません。


あまりにもショッキングな夢だったのでその瞬間に飛び起きました。
体は汗まみれで、呼吸は乱れていました。「なに今の夢…怖かった…」と、子供だったのもありあまりの恐怖に震えていました。その時、首元にふと違和感を覚えたので、視線を下ろすと、私の首元に電気スタンドのコードが緩やかに巻き付いていたのです。


あれから20年ほど経っていますが、私はいまだに枕元にコードがあるとその夜の事を思い出してしまいる。

あれは幽体離脱だったのか、それとも他の何かだったのか。
今となってはもう何もわかりません。







    

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金縛り夢は危機の啓示なのか?
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