【不思議な体験】アカシックレコードにアクセスした!?
アカシックレコードの存在を知ったきっかけ
20年ほど前、私はぼんやりとイヤホンで音楽を聴きながら電車に乗っていた。
窓からは新宿のビル群が見える。
曲の中で鈴の音が響いた瞬間、目の前のビル群が赤茶けた廃墟に変わった。
風景の中で全ての建物は赤茶けて、数千年が経過したかのように古びている。
大地も乾燥した砂漠のようで、緑は一切無い。
空気の色も黄色っぽく、まるでエジプトの遺跡のような光景である。
それは一瞬の出来事で、風景はすぐにいつもの新宿に戻った。
私は光線の錯覚だと考えながら、頭の中では「ああ、未来はこうなるんだな」と、何の根拠も無いのに納得していた。
私は、このような体験をしたことはなかった。
だからとても印象に残っている。
私は一体何を見たのか?そしてなぜ疑問を感じずに納得したのか?
それから数年後、私は「
アカシックレコード」の存在を知ることになる。
アカシックレコードとは
アカシックレコードとは、元始からのすべての事象、想念、感情が記録されているという世界記憶の概念で、アーカーシャあるいはアストラル光に過去のあらゆる出来事の痕跡が永久に刻まれているという考えに基づいている。
宇宙誕生以来のすべての存在について、あらゆる情報がたくわえられているという記録層を意味することが多い。
(ウィキペディア)(
https://g.co/kgs/qSBfHK)
アカシックレコードの名前を有名にしたのはエドガー・ケイシー氏(
https://g.co/kgs/pzxRpc)であろう。
彼は催眠状態でアカシックレコードにアクセスし情報を読み取り、(リーディング)相談者にアドバイスを行なっていた。
彼がリーディングを行ったのは記録に残っているだけでも1万4千件程あり、本人も相談者も知らない知識をアカシックレコードから読み取り、相談者の為に役立てていた。
フィジカルリーディングでは相談者の病気などへの肉体的なアドバイスを、ライフリーディングでは前世から今世への生き方のアドバイスをしていた。
アカシックレコードへのアクセスは、エドガー・ケイシー氏レベルまでは無理としても、瞑想などの訓練次第で出来るようになるらしい。
また、アカシックレコードには過去だけではなく、並行して未来も存在するようだ。
リーディングを行った方が未来の自分の子供を見た、という話もネット上に散見する。
ということは、新宿の例では、音楽と鈴の音で軽い瞑想状態になっていた自分が、知らずのうちに
アカシックレコードにアクセスして、未来の新宿を見てしまったのだということではないのだろうか?
デジャヴ(既視感)とアカシックレコード
アカシックレコードについて調べる為に、周囲に不思議な風景を見たことがあるかと聞いたところ、こんな話があった。
「あ、これ見たことあるってことが良くあるんだけど、父親に何か言われたとか、野菜買ってるとか、なんてことない事なんだよね」
これはいわゆる
デジャヴ(既視感)というものだ。
この場合も経験した人は「ああ、こうなるんだな」と納得していて特に疑問を感じないようだ。
という事は、デジャヴはアカシックレコードで少し先の未来を見てしまった状態なのではないかという仮説が成り立つと考えられる。
しかし、デジャヴについてはこんな研究結果がある。
マサチューセッツ工科大学の脳神経学者の利根川進氏(ノーベル賞受賞)のチームでは、デジャヴについて「デジャヴとは記憶障害で、脳が似てる2つの状況を区別出来なくなった時に起こる脳のエラーである」と結論付けている。
歯状回と言われる脳の組織の、記憶とエピソードを結びつける働きが上手くいかないと起こるのだそうだ。
自分の体験が脳のエラーだとすると、エジプトの砂漠の風景などを見た記憶が目の前のビル群と混じって脳で処理されたということになる。
しかしそもそもデジャヴ(既視感)は感じ無かったし、単なる見間違いだったとしても、自分の中でこれが未来だ、となぜ納得してしまったのかが説明がつかない。
自分の感覚を信じるのならば、それが事実だったからとしか言いようがないのだ。
赤茶けた遺跡のような未来の新宿、それが私の見た映像である。
アカシックレコードによると未来は変えられる
アカシックレコードでは未来をリーディングすることも出来るが、その未来は決定されているわけでは無い。
リーディングで未来を見て予言を行う方もいるが、必ずしも当たる事は無い。
偉大な
エドガー・ケイシーも日本沈没の予言を行なったが、外している。
(有り難い事である)
アカシックレコードの未来についてどう考えるか。
並行世界にあらゆる可能性の未来が存在しているとも、人の意志によって決められた未来が変わるとも言われている。
このまま進むとこうなるという大体の道標がアカシックレコードに書かれているとも考えられている。
確定しているのは未来は変えられるということだ。
今この瞬間にもたくさんの選択肢があり、我々は選択によって無限の未来を選び取る事ができる。
私はよい選択をしたい。
赤茶けた遺跡となった新宿とは違った未来を見ることができるかもしれない。