初!宗教信者の方との出会い

筆者の家族や知り合いにはいわゆる宗教に傾倒してる人はいない。

いわゆる宗教とは、新興宗教と呼ばれる、昭和初期ぐらいから勃興した宗教団体のことである。

有名なところで、創価学会、幸福の科学、生長の家、PL教団などである。

今回の記事で書くことは、最近世間一般でいうところの宗教信者の方と知り合った話だ。

一家全員筋金入りのおうちだ。
先日家にお邪魔したが勧誘ではなく、夕食でも一緒に、という流れで夫と共に招待された。

その経緯と実情について公開する。



ゆるゆる宗教のオカルト体験

玄関からすぐの和室の部に仏壇があった。

ものすごい派手なギラギラした仏壇ではなく、信者の方のおうちと聞かなければ「まあ、キレイで清潔なお仏壇ですこと。」という程度。

今後帰宅するまで、たまに噂で耳する怖い怖い勧誘や説法なるものは無かったことは先に断っておこう。

しかし仏壇へのお祈りは、するのかしないのか決定権は私達には、無い。

では、お祈りしましょうねの一択だ。

回数はやたらと頭を何回も下げる。

そして手を叩く。

仏壇に向かって左右真ん中三方向に。

夫は何度かお邪魔しているので、何となく手順は分かっているようだ。

しかし「ほらほらそこは、お辞儀一回よ」など京都人らしい物腰柔らかな、しかし厳しいご指摘を何度か受ける。

心を無にして従うしかない。

ある意味本当の修行であり、お祈りである。

これは、世間一般の人の感覚ではものすごい違和感であるが、宗教とは信仰していない人にとってはそれが普通の感覚である!!

祈祷が終わると本当に夕食を囲んでの暖かな歓迎を受けた。

その後夫からの話では、資源に感謝するという意味で、普段は食品包装パックや割りばしを使い捨てせずに、何度か洗って食卓で再利用するらしい。

でもさすがに初対面の私には刺激が強いと汲んでくれたのだろうか、そのようなものは見当たらなかった。

むしろ、じゃんじゃん別皿を使ってねという雰囲気であり、そこは世間一般の感覚に配慮をしている感じがした。

筆者はオカルト系統が苦手な上に、幽霊都市伝説・UFOなど実際に体感したことのない私だが、初オカルト体験?はこのような信仰体験だった。

オカルトと宗教についての意見

オカルトといえば、恐ろしい話しや変な宗教ばかりがネットやテレビで注目されるが、こんなにさらっとした起承転結も特にないような体験談もあるものだと悟った。

基本的に宗教全般が、社会に直接害をもたらすとは言い切れないと思った。

さすがに、偏見だけですべてを判断するのは間違いであるが、オウム真理教がなぜ、サリンを地下鉄でばら撒くことが出来たのかについては、サリンの製造ノウハウと資金源についての言及を、オカルト宗教という偏見で真実を見えなくしてしまうという裏工作があったに違いない。

しかし、最近では創価学会や幸福科学が日本の政治勢力として勢いを伸ばしているから、私たち一般人にとっても宗教とは遠いオカルト話であると断言できなくなってきている時代が到来したと思う。



    

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