虫の知らせ、あなたには聞こえますか?

虫の知らせとは

日本人なら馴染み深い言葉「虫の知らせ」だが、あなたは経験したことはあるだろうか?

そもそも虫の知らせとはなんだろうか。諸説あるのだが、「生まれた時から人間の体内には三戸(さんし)という三匹の虫がおり、60日に一度の庚申の日、体から抜け出して天帝にその人の悪事を告げ口する」という中国の道教に基づくものが一般的のようだ。

そこから「悪い知らせを虫が届ける」という風になったと考えられる。

虫の声は日本人にしか聞こえない?



「虫の知らせ」を英語で表現しようとすると
「I have premonition that…」
「…という(虫の知らせ)予感がする」となってしまう。

鈴虫の音色に耳を傾けるのは日本人だけで、外国人には雑音にしか聞こえないという話は有名だ。

これは母音語を母国語とする日本人ポリネシア人だけが虫の音を言葉として左脳で処理する為らしい。

「虫の知らせ」とは、小さな虫の囁きに意味を見出せる日本人ならではの独特の表現なのだ。



実際にあった「虫の知らせ」

「虫の知らせ」のイメージ
実際にあった「虫の知らせ」について、筆者の周囲の人たちに聞いてみた。

愛犬の介護で大変だったAさんの話

病気で、自力で立つこともできない愛犬を必死で介護していたAさんは、夜中も往診をしてもらったりして疲れ果てていた。
ある夜、夢に亡くなった祖母が現れて、「Aちゃんが具合が悪いから明後日迎えに行くね」と言った。
この夢を見たAさんは愛犬が明後日亡くなるのではと思っていたら、その通りになった。




火事寸前を救われたBさんの話

仕事場に行ったら、「鍋を忘れてる!」と亡くなった母親の大声が聞こえた。
慌てて家に戻ったら、実際に鍋にコンロの火がかけっぱなしで、危うく火事寸前だった。



震災を知らせた黒雲を見たCさんの場合



2011年3月11日、東日本大震災の日。
3歳の子供を連れた埼玉県のCさんは、公園の駐車場から向こうの一面の空に広がる暗雲を見た。

「大変な雷雨が来る、子連れでこれ以上ここにいたら危険な目に遭う」と感じて慌てて車で帰宅後、地震が来た。

新築の自宅だったので何ともなかったが、あのまま外に居たら、交通マヒで帰宅出来なかっただろう。

しかし周囲に聞いても不思議なことに誰も暗雲を見ていないという。

超安産だよ!Dさんの場合

Dさんの弟のお嫁さんが初産で、家族中が不安だった時。
Dさんはお嫁さんが超安産だった夢を見て、弟に知らせた。
夢の通り、翌日に母体とも負担なく安産で済んだそうだ。




総括


A、Bさんの場合は亡くなった肉親が知らせてくれるパターンで、Cさんは子供を守る為に母親が危険を感じ取ったパターンだ。
いずれの場合も肉親が子供や孫を守った「虫の知らせ」だ。
また、Dさんの場合のように素敵な「虫の知らせ」も存在する。

「虫の知らせ」というと不吉なイメージがあるが、それだけでは無いようだ。
大きな事故を「虫の知らせ」によって回避できたBさんの場合もあるので、普段とは違う異変を感じたら気をつけておきたいものだ。
また、「虫の知らせ」は科学的に研究されている。
アメリカヴァージニア大学教授のイアン・スティーヴン氏が「虫の知らせの科学」という本を出版されている。
アメリカヴァージニア大学教授 イアン・スティーヴン
実際の「虫の知らせ」の数十例取り上げて、なぜ伝達されるのか、どうやって伝達されるのかを検証しており、1981年出版とかなり昔のものだが、日本語訳が出版されている。

興味のある方は一読されてはどうだろうか?

ささやかな「虫の知らせ」に耳を傾けることで、あなたの運命が大きく変わるかもしれない。






    

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