幽霊の世界は割と現実の行いに引っ張られる

幽霊にも社会というものがあり、その幽霊の社会の中で幽霊は存在している。
基本的にはエンマ大王を中心とした、ヒエラルキーの強い縦社会であり、幽霊が恨みのパワーで悪霊に変わるときにその悪霊を、苦しめるために鬼というものが存在する。
エンマ大王像
エンマ大王像

これが地獄という世界である。
そして、幽霊は生きていた頃の行いによって六つの世界に誘導されて苦しみを受ける。
六つの世界とは俗にいう、餓鬼界、畜生界、修羅界、人界、天界、声聞界、縁覚界、菩薩界、仏界という六つの世界である。
そこに地獄を加えて七つの世界と言われている。
そして現世とは、社会学的に言えば、その七つの世界が全て同時に混在するカオスである。
本来人間の魂とは、ひとつの性質を強く持っているものである。
しかし現世と言われる、カオスの世界によって人間の魂が磨かれ、さらに高みの次元へとアセッションするのである。
そのため元々持っていた魂の性質が基本的な現世の境遇である。



先生が幽霊の世界について解説

先生が言うには、幽霊というのは見える人もいるし見えない人もいるというような形になるわけですが、実は面白い調査結果があり、幽霊に足がないというイメージを持っている人が多いのですが、これはとある江戸時代に書かれた絵から生まれてきたイメージと言われていることになっているだ。

しかし最近では足がなかったというような体験談というのはそんなに多くはなくなってきているのだ。

つまり心霊現象が出てくる時のイメージというのが割と世の中の風潮などによって生まれてきたりするということがあるのである。

分かりやすく言ってしまうと都市伝説とかもそうなのですが幽霊番組が流行したり、ホラー映画などによって幽霊というイメージを植え付けられる場合があり、それによってその時代で幽霊を見たという人のイメージが変わってくるということがあるのです。


心霊の世界があるかどうかということはともかくとして我々が見ているあるいは感じている幽霊というイメージに関してはかなりが外部的な要素が含まれているということになるのです。

結局は人の恐怖心が生み出した幻想であるというのが無神論の社会科学部先生の結論らしい。







    

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