激痛で始まった第三の眼(蛇王心眼)の開眼!
皆さんは、第三の眼という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
科学的には、
脳の松果体の一部が覚醒した現象とされていますが、真実は未だに分かっていません。
小鳥遊六花(30歳)は、頭痛に悩まされる事が多い。
今朝も、激痛のため、いつものバファリンに手をやる。
それにしても、今日の激痛はいつもと違う、一向におさまる気配を見せないが、仕事を欠勤するわけにもいかず、急ぎ足で家をでる。
謎の残像!
小鳥遊六花の派遣先の会社は、徒歩と電車で30分程度の場所にある。
小鳥遊六花は、変化のない風景を確認しながら、最寄駅まで歩く。
頭が痛いせいもあり、頭を押さえながらうつ向いて歩いていると、突如「
赤い服を着た少女が車に轢かれる残像」が悩をよぎる。
我に返り視界を上げると、目の前に赤い服を着た少女が視界にはいる。
その女の子は、右手にリードを握り大柄のシェパードを散歩している様子である。
放置少女との出会い
横断歩道で信号に従い待つ、少女と愛犬を見ながら悪い胸騒ぎを感じる。
と同時に、突如、犬が横断歩道の方へ走り出す。
小柄な少女が、シェパードのような大柄の犬を押さえつけれるわけもなく、引きずられるように飛び出す。
小鳥遊六花「
危ない!」
と咄嗟に声にでるのが早いか走り出していた。
危機一髪!
車とぶつかる寸前で、少女の服を引っ張り戻す。
車に乗っていた女性は、相手が悪いと言わんばかりの怒った顔で、謝る素振りもなく、急発進して逃げ出してしまった。
小鳥遊六花「大丈夫?」
少女「うん。ありがとう」
と言うと、少女は何事も無かったかのように走って行ってしまった。
その時、
第三の眼(蛇王心眼)の開眼をしてしまった。
という、中二病的な記事を素敵なライターさんが納品してくれました!!