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90年代当時のオウム真理教

オウム真理教は歴史上テロリスト軍団というほどの事件を犯した。
当時私は三十代でしょうか?特に地下鉄サリン事件は頭に多く残っている。

死者と後遺症に悩まされ続けている被害者が今日まで入り乱れて、問題は現在でも解決していません。
私は当時一人暮らしをしていましたが、この事件で最近にない営業事件が多発ていしました。

営業事件といいますと、一件一件訪ねている営業マンはオウム真理教の信者なのか等の疑いがかけられました。

私は販売関係の仕事をしていましたが、この地下鉄サリン事件が多く響いているからだと思います。

私はこの事件から仕事に対して気づかいが出てしまい辛くなりました。




オウム真理教の「顔」だった、上祐史浩から考えるオウム事件について

オウム真理教について、関係のある人物に、上祐史浩がいます。
1962年生まれで、早稲田大学大学院在学中にオウムに入信しています。

坂本弁護士事件が起きたときから地下鉄サリン事件後の混乱の際まで、麻原の指示の下、教団のスポークスマンとなっています。
その後、上祐氏は、偽証罪で逮捕され、約4年服役しています。

出所後、「アレフ」の代表となるも、2007年に脱会しています。
その後、上祐氏は、オウム信仰を脱却し、「ひかりの輪」の代表となっています。




3つのオウム後継団体

90年代から世紀末にかけて世間を震撼させたオウム真理教。
2018年、尊師とされた代表の麻原彰晃こと松本智津夫を含む、主要事件の幹部らの死刑執行が記憶に新しいが、現在もオウム真理教の後継と見られる団体は複数存在している。
確認されているのは3団体である。

「ひかりの輪」とは、宗教団体ではなく、新しい知恵を学ぶ場のようです。

2007年に元幹部率いる「ひかりの輪」を設立しアレフより分派し、現在では女性率いる「山田らの集団」を設立しアレフより分派するも、現在はアレフの管理下にあるという。

アレフ(山田らの集団含む)の資産は11億を超え、今なお1500人の信者がいるとされ、全国に25ヶ所の施設があり、現在も活動を徐々に広げている。

一方「ひかりの輪」の資産は700万円、信者150人、施設は全国に9ヶ所にとどまっている。
「ひかりの輪」は、21世紀のための新しい思想と実践の場の創造のようで、アレフ(旧オウム)の問題の解決にも務めているということだ。
アレフの犯罪行為・違法行為を公表し、その被害者の脱会の支援をするなどして、オウム関連の犯罪・問題の最終解決を目指しているようです。

ちなみに、3つの施設は公安調査庁の観察対象にもなっている。


オウム真理教になぜ若者が入信していったかについて、ジャーナリストの有田芳生さんは、文学的想像力の欠如、社会性の欠如、反抗期の欠如の他、親子問題(父性の欠如)があると指摘しています。

オウム関連の死刑が執行された後、「アレフ」より分派した「ひかりの輪」の上祐氏が久しぶりに会見を行った。

上祐氏は「アレフの拡大防止、事件再発防止などに努めたい。」との会見を行っているが、公安調査庁の立ち入り検査からは、今なお麻原(松本智津夫)の影響下にあると、今後も団体の実態を把握していくとのことだ。



その他のオウム真理教の分派

山田らの集団

元アレフ信者であった山田美沙子を代表とした団体で、正式な団体名は不明である。

石川県にて約30人の信者が確認されている。

公安調査庁によれば2014〜2015年頃よりアレフより分派したとされる。
2021年での立ち入り調査ではアレフ同様、麻原への絶対的帰依が確認されている。


ひかりの輪

信者数は約150人。
代表の上祐はメディア露出が多く、SNS、youtube活動も目立ち、そこでは脱オウム・脱麻原を標榜するような発言が多い。

しかしそれとは反対に、麻原、いわゆるオウム真理教の教義に明らかな影響が認められるセミナーやイベントを行っていることが2021年の立ち入り検査で確認された。

このように、いずれの団体も麻原の影響がいまだ強い団体であるとの見解を公安調査庁は示しており、団体規制法の監視対象団体となっている。
今後も引き続き立ち入り検査などの活動を実施していく方針である。

なお、上記以外の分派の1つに、信者であった北澤優子が立ち上げた「ケロヨンクラブ」と名乗ったグループが存在した。
やはり麻原の教義を継承しているかのような修行を続け、傷害致死事件も起こしている。

しかしこの団体はすでに崩壊したとされている。



    

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アレフという宗教の危険性について
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