クリスタル・スカルとは?

クリスタルスカル
クリスタルスカル
クリスタル・スカル(水晶ドクロ)とはオーパーツとしてよく知られている古代のアーティファクトです。
オーパーツとは、それが発見された場所や時代が全く合わず、どうして存在しているのかわからない物の総称です。
考古学的に見れば、『当時の文明では技術的に製造が不可能な物』と言えます。

その中でもクリスタル・スカルは最も有名な物と言えるでしょう。

クリスタル・スカルの伝説

アメリカ先住民の間には、世界中に13個のクリスタル・スカルがあり、それらが総て集まった時に『人類の起源、生きる目的、運命に関する情報と、生命と人類への謎が解明され、人類は救われる』という伝説があると言われています。



クリスタル・スカルは本物か?

そもそも世界中でクリスタル・スカルは既に13個以上見つかっています。
発見した人達は皆、古代文明の墓の中や遺跡で見つけたと言います。
その中で最も有名なのがヘッジス・スカルと呼ばれる、マヤ文明の遺跡の中から発見された物です。
1つの水晶から作られているのに、そこに工具を使って彫られた形跡がないことから、余計謎が深まりました。
しかし、スミソニアン博物館の調査では、ヘッジス・スカルの表面にダイアモンドで研磨した形跡が見つかりました。
ダイアモンドに依る研磨技術は19世紀以降に登場したものなので、ヘッジス・スカルは19世紀以降に作られた物ではないかと疑われています。
また、イギリスの大英博物館の調査でも、伝説の13個のスカルの1つとされていた物が19世紀以降に作られた物だという分析結果が出ています。
また、ヘッジス・スカルを発見した人々が、発見された年にマヤ文明の遺跡を訪れていないこと、スカルを手に入れた経緯を人には言えないとしている点からも本物だという説が揺らいでいます。

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クリスタル・スカルは一体何なのか

ヘッジス・スカルを現在所有している男性は、このスカルを持っていると、パワーを感じると言います。
また、マヤ文明の末裔に依れば、マヤ族は古代、クリスタルを使って特別なエネルギーと空間を得ていたと言います。

そして、選ばれた者だけがクリスタルのエネルギーを使って、時空を超えて別の惑星に移動したと言う伝説が伝わっているそうです。
アメリカ先住民族の間で、13個のクリスタル・スカルが揃うと・・・という伝説をご紹介しましたが、これはマヤ文明でも全く同じ内容が伝えられていると言います。

どちらにも伝わる確かな伝説と考えるでしょうか。

それとも、そっくりの伝説が2つの時代の異なる民族に伝わっていること自体が疑わしいと考えるべきでしょうか。

ヘッジス・スカルを所有している男性がパワーを感じるというのは、パワーストーンに興味がある人ならわかると思いますが、水晶は気を清め、パワーを与えてくれる力を持った石です。

スカルの形をしていなくても、水晶には大きなパワーが秘められています。

クリスタル・スカルがオーパーツであってもなくても、少なくとも水晶が持つパワーがある点については間違いないかもしれません。






    

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