旧暦の季節が北海道には当てはまらない3つの理由

日本国内でも独特の北海道の季節

日本国内でも、独特の季節感が味わえる北海道。
昔から言われていることですが、首都圏など本州の季節は同じ時期の北海道には当てはまりません。


特に立夏や立冬などの旧暦ならなおさらです。


旧暦の季節が北海道に当てはまらない理由に、日照時間と気温が大きく違うことが挙げられます。
気温はもちろんご存知かと思いますが、緯度の高い北海道は夏と冬で昼の時間が大きく変わります。

日照時間が東京と北海道で大きく違う

立春の北海道の日の出は6:47、日の入りは16:49ですので昼の時間は10時間2分。
東京の日の出は6:39、日の入りは17:10ですので昼の時間は10時間31分と北海道よりも30分長いですね。


立夏の北海道の日の出は4:22、日の入りは18:39ですので昼の時間は14時間17分と長くなります。
東京の日の出は4:44、日の入りは18:39で昼の時間は13時間55分と北海道よりも短くなります。


立秋の北海道の日の出は4:31、日の入りは18:48ですので昼の時間は14時間17分。
東京の日の出は4:54、日の入りは18:40ですので昼の時間は13時間46分とまだ北海道よりも短いんです。


立冬になると、北海道の日の出は6:16、日の入りは16:19ですので昼の時間は10時間13分。
東京の日の出は6:09、日の入りは16:40ですので昼の時間は10時間31分と東京の方が長くなります。



気温が違うので風景も別物

北海道と東京の昼の時間を比べてみると次のようになります。


北海道 東京
立春 10時間2分 10時間31分
立夏 14時間17分 13時間55分
立秋 14時間22分 14時間17分
立冬 10時間13分 10時間31分



日照時間は季節の変化に大きく影響します。


北海道そのものも広いため、道内全てが同じ気候ではありませんが、目安として札幌や小樽のある道央を取り上げてみます。
道央では、4月下旬に道端の植物が花を咲かせ始め5月上旬に桜が咲き始めます。
6月の中旬頃には気温が25度を超える夏日が増え、おおよそ9月上旬頃まで続きます。
その後気温は急激に下がり始め、11月には雪が降り始めます。


北海道の春は4月から6月中旬、夏は6月中旬から9月上旬、秋は9月上旬から10月いっぱいまで、その後11月から3月まで長い冬が訪れます。

今の北海道は夏は暑く冬は寒い

かつては、北海道というと大自然の避暑地として本州の暑さから逃れるオアシスでした。
ですが2019年、2020年と2年続けて日本全国はどこへ行っても猛暑でした。


北海道も例外ではなく、7月から8月にかけては気温が30℃を超える真夏日が続いていました。
それでも関東や関西に比べると、5℃くらいは低く、夜になると25℃から30℃の間です。
ですが、東京に比べてこちらはクーラーが効いていないところがまだまだ多く、建物は熱を逃がさない作りになっています。


こちらの真夏日は、訪れた観光地によってはクーラーの効いた建物がなく逃げ場のない暑さに悩まされることもあります。
今の北海道は、夏は暑く、冬はもちろん寒い極端な季節なんです。





    

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