夢はどうしてみるのか?

人間の脳にはマイクロチューブルと言うと、仮想現実を具現化する機能が備わっていると考えられている。
そのため人間の脳は仮想現実を夢の中で展開できるというのが科学的な考え方である。
また夢というのは、人間の記憶がアトランダムに構成され、奇想天外なストーリーが組み立てられる仮想現実と考えられている。


みる夢の種類はどの様に選ばれるのか?

時々、私自身は不思議な感覚の夢を昔からみる。
具体的な夢の内容だけど、旅で海に隣接したダイビングショップへ行った。


多分私は海外にいるのだろう...
ボートへ乗ろうと今にも壊れそうな木の橋を渡っていく。
木と木の継ぎ目から海の中や魚達、今にも人を狙っているサメが見えた。
スタッフに連れられてボートへ向かっていると、ボロボロの木の継ぎ目から眩しすぎる七色の光が私を覆ったような夢だった。


全く記憶にない光景でも、人間は転生する前の人生の記憶から夢を見ることもあるようである。
深層心理には、自分の生まれる前の過去の自分の記憶さえも、記憶されているためそのような不可思議な事が起こるのだろう。



夢を見ている時の感覚は?

ダイビングショップのスタッフが「遠く遠く奥の方へ行くと仙人がいるらしい。」と私に言った。
私の頭の中には1枚の地図が浮かんだ。
地図の左斜め上に進むと氷と雪に覆われた世界があり、そこには一人の仙人が住んでいた。
右斜め上に勧めば、見たことのない空港や地下鉄、気まぐれで閉まっているカフェ、町の中に出来たスキー場があった。

本当にそこにいる様な感覚で、全て自分の意志で決めたり迷ったりする事が出来た。

起きている時と同じ感覚で、自分の気持ちで夢の中の行きたい場所に行け、したい行動が出来る。

地下鉄から降り、都心部のビルの前を歩いていた。
「時間もあるしあのカフェに寄って行こうかな?」...
「やっぱり今日も休みか...」「せっかくだし2階の沖縄料理屋にでも寄って行こうか...」休みだった。
料理屋の向かいにある着物屋が目に入った。


しかし、建物の中には自分だけ。
外へ出ても閑散とした都会の風景と自分だけだった。
風や日の光を感じ、自分の気持ちはあるのに全く音のない世界だった。



明晰夢

ある日私は地面から少し上を飛んでいた。
十字路の交差点で宙に浮いたまま赤信号を待っていた。
道路の向こうには神社へ登る階段の手前にある大きな鳥居があった。


ランニング途中の男性が一人立って信号が青に変わるのを待っていた。
信号が変わり男性とすれ違い私は神社へ向かったが、急に突風が吹いてきて空中を泳いでも泳いでも前に進めなかった。
諦めてきた道を戻ると信号を待っていた男性に再び合った。


神社の階段の先を進めなかった事を話すと「突風が吹いて進めなかったのなら行かなくて良かったね。
あそこへは行ける人とどうしても行けない人がいるんだよ」と言われ、目が覚めた。


それからも夢を見ると度々、自分の夢の中の町へ行く事がある。
いつもの生活の様に、行きたい場所や、やりたい事は自分で決めて行動ができる。
行かなくても何故か行きたい場所の事は分かる。


なぜ、その様な夢を見るのかは分からないが、今も時々夢の中の町へ遊びに行く。



    

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予知夢の存在と人類の新たな能力の可能性
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