創価学会の墓の特徴
創価学会のお墓について
日本古来のお墓というと、大抵の人は長方形の石の形を想像するのではないだろうか。
だが、創価学会のお墓は違う。
創価学会のお墓の特徴は独特の形で、台石はやや厚く、その上には低く横幅が広い石が乗せられている。
西洋の墓石を想像すると、わかりやすいのではないだろうか。
そして、丈夫に妙法、下部に故人の名前または家名が彫られ、更に、創価学会のシンボルである八葉蓮華がつけられている。
そして、同じ様式のお墓が等間隔で綺麗に並んでいるのも特徴である。
そして、お盆やお彼岸にはお墓参りに行くのが一般的だが、創価学会は違う。
創価学会では、必ずしもお墓参りに行く必要はないのだ。
お墓参りに行く代わりに、各地の創価学会の会館で法要をおこない、故人に手をあわせるのだ。
よって、居住地から遠く離れたところに家族のお墓があるということは多く見られる。
なぜ、お盆やお彼岸に墓参りに行くことがないのかというと、それは創価学会の教えと関係があるのだ。
一応創価学会では、お盆やお彼岸には先祖供養のための勤行会を行っているが、創価学会の普段の活動に比べてあまり参加者が多くない。
先祖供養にそこまで創価学会には熱心ではないのである。
創価学会では、毎日の勤行や唱題をすることにより功徳を得るとされている。
そのため、決まった時期にお墓参りに行くということはないのだ。
創価学会のお墓の種類
「墓地公園」
一般的な創価学会のお墓としては、日本の全国各地に墓地公園という一般的な墓地が存在し故人を個別に埋葬している。
「長期収蔵型納骨堂」
長期収納型の納骨堂は20年間先祖のご遺骨を収容した後、併設の永久収蔵納骨室にご遺骨を移す。
こちらのメリットは、 維持費がかからず、お墓を見る子孫がいなくても付与されるという点である。
「常楽納骨堂」
常楽納骨堂は墓地公園よりは維持費がかからないし、土地が狭かったり、高かったりすると死んで家族が先祖を供養する場合には永久に収蔵できる常楽納骨堂というものが主流となっている。
地方では墓地公園の方が主流ではあるが、都心の場合は納骨堂を利用される方が多い。