刷り込みの原点?ウォーギルトインフォメーションプログラム
私は大東亜戦争に日本が負け10年程度しか経っていない昭和31年に生まれました。
その私ですら小学生の頃にはB17やB29のプラモデルを作って遊んでいたのが、長ずるに従いあれは何だったんだろうと不思議に思えたのを覚えている。
敵国アメリカの憎き爆撃機のみならず、P51やスピットファイヤーなどの仇敵の戦闘機もプラモデルの定番だったのである。
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ウォーギルトインフォメーションプログラムとは、どんな政策か?
目覚めが遅かったか?
本牧にはフェンスに囲まれた米軍の居住区があり、中学生になって我が国が戦争に負け、米軍が進駐している事を実感し、悲惨だった戦争を知る事になり、同時にB29の行った爆撃の凄まじさをを知たのだ。
しかし、そうでありながら同時に
祖母が進駐軍から貰った航空兵用の防寒ジャケットを着込んで夜釣りに出掛けるなど訳が分からない時代であったとも思う。
自虐史観プロパガンダの勝利か?
直接の戦争経験をしなかった私ですし、戦前は
鬼畜米英を謳っていた朝日新聞やNHKなどのマスコミですら米軍ウエルカムでしたので、進駐軍に対してのアレルギーは全く無く育ちましたが、
B29による焼夷弾攻撃による東京空襲の記録を読み、広島・長崎に対する原爆投下を知り、日本人として純粋な怒りがこみ上げたのだ。
同胞を無差別に殺戮した米軍に対し怒りを覚えるのは当然である。
最高にうまく日本を騙したGHQ施策?
B29は我が国を焦土とする事を可能にした元凶だ。
広島・長崎の原爆投下を行った張本人(当該機種)である。
しかし、私は昭和40年代に、それのプラモデルを少ない小遣いから捻出した金で購入し嬉々として作り、天井からぶら下げていたのである。
何とお目出度い奴に仕込まれたのだろうと思うと涙が出てしまします。
しかし、B29を作り我が国を焦土と化した米国が、なくてはならない友好国である現実を直視しくてはならないのだ。