ツチノコの正体を生物学、民俗学など様々な見地で紐解く
ツチノコ(UMA)とは、現在未確認の蛇である。
ツチノコの存在は生物学的な見地からして言うと、論じる価値のまるで無いただのオカルトの領域です。
しかし、その存在は日本のみならず、ロシアでも偶然スパイ行為を行っていたアメリカ人・ジョンによって捕獲され、任務遂行後アメリカに持ち帰ったという非公式記録まで存在する。
日本では、既存のトカゲがツチノコと間違われ、それがそのまま「ツチノコが存在する」という都市伝説として定着した、というのがツチノコに関する通説であり、ツチノコ伝承に対する生物学的アプローチです。
そのツチノコと間違われたトカゲというのがアオジタトカゲ、マツカサトカゲであり、太い胴体、短い手足が共通点となっています。
確かにトカゲについて詳しくない人が道端でうっすらと見えるその姿を目撃すれば、ツチノコと錯覚することでしょう。
ツチノコの研究
しかし、ツチノコの存在は単なる都市伝説の領域にとどまらず、民俗学者の研究対象にまでなることが時にあります。
民俗学者の伊藤龍平は、ツチノコの伝承を研究の1つとしている学者であり、如何にツチノコの存在が学術的に有意義であるかが分かるでしょう。
ツチノコ研究の第一人者である手嶋重信 によると、岐阜県にツチノコが生息している可能性を示唆し、岐阜県の村役場が報奨金の予算を組み、地上波でさえもツチノコの存在を報道する始末である。
また、ツチノコに似た蛇が岐阜県で捕獲されたのは事実であるため、それをツチノコと定義し、報奨金を渡すべきである。
ツチノコが存在する所以
ツチノコの概念の発祥は古く見積もれば縄文時代には既にあり、ツチノコに形が酷似した石器が縄文時代の地層から出土しています。
文献として言及されているもので最も古いのは奈良時代の『古事記』であり、『古事記』が最古のソースであるとする場合であっても1000年以上の歴史がツチノコにはあるということになります。
また、江戸時代の書物の挿絵には、明らかにツチノコである絵が描かれており、現実に太くて短い蛇は存在すると思う。
※兵庫県の砂利採取場でツチノコは最近発見されました。