世界有数の大富豪、ロスチャイルド家から現代に学ぶ

大富豪ロスチャイルド一族とは?

19世紀初頭に始まり、現在でも世界有数の大富豪であるロスチャイルド家。
隆盛の始まりはドイツ系ユダヤ人の銀行家が5人の息子をヨーロッパの経済中心地に送り込んだことが発端である。


アメリカのロックフェラー一族やモルガン一族など、他にも著名な大富豪はあるが、その影響力をこれほどまでに世界中に波及させた一族はロスチャイルド家の他にいないだろう。

その余りの影響力の大きさに、なにか大きな事件がある度に「ロスチャイルド家が何かしたに違いない」という都市伝説めいた噂が流布されるほどである。

ルーツをユダヤ人に持つ一族がどうしてそこまでの影響力を持つに至ったのか、そこから学べることは多く、今でもその考え方受け継がれているものがある。

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究極のリスクヘッジ、分散投資の始まり

現代の投資において、株式の投資のリスクヘッジに金を買うといったような投資手法を聞いたことがある人は多いだろう。
株式の価値が金融不安の煽りを受けて下落した際に、逆相関の関係にある金を保有しておくことで、株式の損を補填できるというものである。

ロスチャイルド家がヨーロッパ各地に送った5人の息子達は後に「5人の矢」と呼ばれるが、そもそも5人の息子を送り出す背景には当時ヨーロッパ各地で起こっていた戦争にある。
戦争が起こった際、もし一族の資産が全て同じ場所に固まっていて、そこが敗戦国になってしまうようなことがあれば、資産を全て没収されてしまう恐れがあった。

その大きなリスクを回避するため、初代のマイヤーはヨーロッパ各地で息子達に事業を起こさせることで、一族が共倒れになってしまうことを回避したのである。



いち早く情報の価値を見出した一族

ロスチャイルド家が隆盛した最も大きな要因の1つが、情報戦に勝利したことだと言える。
5人の矢と呼ばれる息子達は連絡を密に取り合った。
毎日手紙を出し合ったと言われている。


息子達はヨーロッパの各有力都市で金融業を開業するが、その経営に他の兄弟から得られる他の国の政治・経済の状況をいち早く知ることができたのである。

ワーテルローの戦いで利益を得る

こんな投資伝説がある。

イギリスに送り込まれたネイサンは、ワーテルローの戦いの際にこの情報網を活かし、イギリス政府より早く勝利した勢力を知ることで、公債を大量に買い込むことで莫大な利益を上げたと言われている。
現代においても人より先に情報を掴むことで、富を得られるケースは少なくない。ビットコインを早く買っておけば・・・と考えたことがある人もいるだろう。

情報の価値を誰よりも早く理解し、一族としてビジネスとして取り組んだのがロスチャイルド家であると言える。



受け継がれるフィランソロピーの精神

フィランソロピーとは、いわゆる慈善事業といった意味の言葉である。
昨今、CSR活動の一環として慈善事業に取り組む企業が増えていて、企業がCSR活動に力を始めたのは最近のことに思えるが、その精神や概念は古くからあるものである。

ユダヤ教の教えに「貧者の救済が神の意思である」というものがある。
現在、前述のネイサンゆかりの地であるイギリスの「エクスバリー・ガーデン」が存在する。

これは世界中の植物や文化を集めた庭園だが、訪れた人から徴収される入園料の全てがこの庭園の管理費用に使われており、自然・文化保護に大きく貢献している。
大企業のフィランソロピー活動はそのスケールの大きさから、好奇の目に晒されることもしばしばあるが、間違いなくその活動は世界の発展に貢献している。

その精神を受け継いできた大きな組織の1つがロスチャイルド家であるといっても過言ではない。



    

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世界金融の元締め?ロスチャイルド家と国際金融資本家たち
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