天叢雲剣について
神話の三種の神器「天叢雲剣」
「天叢雲剣」と聞くと大抵の方は、ぼんやりと神話に登場する剣を思い浮かべると思います。
ですが「天叢雲剣」がどういったものなのか知る人は少ないと思います。
ここでは「天叢雲剣」について記事を書いていきたいと思います。
「天叢雲剣」は古事記の神話に登場する三種の神器の3つのうちの1つです。
天照大神によって地上にもたらされ、天皇である証として大切にされているものです。
一説では、素戔嗚尊が八岐大蛇を倒したときに八岐大蛇の体内から出てきた剣と言われています。
かつてヤマトタケルが使っていた剣「草薙剣」と同一のものではないかと言われています。
ヤマトタケルはその剣で草を薙ぎ払っていき、戦から難を逃れることができました。
そのことから「天叢雲剣」が「草薙剣」として呼ばれるようになりました。
今では熱田神宮のご神体として祀られています。
神の領域の神剣が今も熱田神宮に祀られているのはとても光栄なことではないでしょうか。
願わくばその剣が日本を守っていってほしいと思います。
スサノオ、ヤマタノオロチを退治!
神とは唯一神のことを指すことが一般的である。
キリスト教、イスラム教、ユダヤ教なども例外ではない。
しかいし、日いづる国、日本には数多くも神様が存在するのだ。
日本そのものも、神から生まれた島国なのである。
正に神の国、日本!
その日本の生みの親がイザナミ、イザナギ、そのうちの一人、イザナギから生まれたのがスサノオなのである。
スサノオは母の愛を知らずに泣き続け、母に会いたいと言うち、イザナギに天界から追放されてしまうのである。
そんなスサノオが下界で出会ったのが美しい娘、クシイナダヒメだ。
スサノオが、おいおいと泣いている男を見つけて訪ねてみると、毎年恐ろしい怪物に娘を食べられてしまうという。
今年は最後の娘、クシイナダヒメが食べられてしまうというので、スサノオは力を貸してあげることにしたのだ。
そこに現れたのが伝説のヤマタノオロチなのである。
天界でも最強だと言われていたスサノオはヤマタノオロチを成敗した。
そのヤマタノオロチの首元から出てきたのが日本に伝わる唯一無二の最強の剣、草薙の剣である。