南国ムード漂う沖縄本島に行く
自然が多く残る沖縄本島
沖縄本島は沖縄諸島の主島であり、沖縄島とも呼ばれている。
沖縄県最大の島で、南北に細長く、面積は約1208㎢である。
温暖な亜熱帯気候に属しており、沿岸には珊瑚礁が形成され、亜熱帯植物が生い茂る。
北部の国頭山地は山原(やんばる)と呼ばれ、国指定天然記念物のヤンバルクイナや特別天然記念物のノグチゲラなど貴重な動植物が数多く生息している。
また、島全域に毒蛇のハブが見られる。
17世紀初めに薩摩藩の属領となるまで、琉球王朝に支配されていた。
1879年(明治12年)に沖縄県となる。
第二次世界大戦後、アメリカに統治されるが、1972年に日本に返還された。
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沖縄の中国併合を進めている勢力
観光その1・大石林山
沖縄本島にはきれいな海だけではなく、山と岩に囲まれた絶景の山岳スポットが数多くあるが、その一つが「大石林山」である。
大石林山は沖縄本島のほぼ最北端に位置する「やんばる国立公園」の中にある。
「やんばる」は東洋のガラパゴスと呼ばれているように、自然が色濃く残っている。
大石林山はその名の通り「石」が象徴的であり、4つの連なる岩山がそびえている。
野生の熱帯植物が生い茂り、奇妙な形をした多くの岩に心底驚かされる。
大石林山の岩山は約2億5千万年前の石灰岩でできており、その石灰岩が塔のようにそびえたものが「ピナクル」と呼ばれている。
中には10メートルの高さを誇るものもある。
なお、観光客のために、大きな奇岩の間を潜り抜けるウォーキングコースが設けられている。
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観光その2・ワルミ大橋
ワルミ大橋は2010年に架けられた新しい橋だが、屋我地島と今帰仁村(沖縄本島国頭)を結んでいる。
全長は315mで、最も高いところは海面から約37mもあり、コンクリートアーチ橋としては日本国内で5番目に長い橋である。
橋の下は風光明媚なことで知られるワルミ海峡が通り、ワルミ大橋はワルミ海峡の全景を眺望できる絶景ポイントになっている。
橋からは運天港や古宇利大橋が望め、はるか遠くには本島北部のやんばる方面を眺めることができる。
なお、橋のたもとには展望台があり、東屋でゆっくりくつろぐことができる。
展望台にはワルミ海峡を描いた案内板が設置されており、展望台から見える景色の案内が記されている。
ワルミ大橋は沖縄観光では見逃せないスポットの一つだ。
観光その3・嵐山展望台
嵐山展望台は2F建てになっており、展望台自体は小さな造りである。
2F のベランダからは180度の絶景のオーシャンビューが一望でき、眼下には木々の緑と、蒼色に輝く海を見渡せる。
左手には、羽地内海と東シナ海を隔てる白い「ワルミ大橋」が見え、その奥に「古宇利島」を望むことができる。
右手には、沖縄本島と屋我地島を結ぶ「屋我地大橋」を眺望できる。
夕方になると、太陽が水面をオレンジ色に染めながら水平線に沈んでいく姿を眺めることができる。
きれいな景色を見ていると、都会の雑踏で仕事をしているストレスから解消され、しばし時間の過ぎるのを忘れてしまう。
なお、近くにはベンチがあり、絶景ビューをバックにランチを食べるのも乙なものだ。