中国共産党がひた隠しにする中国最古の文明

黄河文明より古い文明があった。

中国の共産党は漢民族による中華人民共和国の支配の根拠として「中国4000年の歴史」をあげている。
世界四大文明の一つである黄河文明は漢民族が興した夏王朝に始まるという考古学の常識から来ている。

このことにより、中国はチベット族、ウイグル族がすむ地域に漢民族を移住させ、チベット族、ウイグル族を弾圧している。
しかし、この根拠は全くの嘘であることを示す遺跡があるのである。その遺跡の発掘により、漢民族の有意性が損なわれるため、中国政府は調査を放置している。
その遺跡の名前は「三星堆遺跡」である。

三星堆遺跡の場所

三星堆遺跡は1929年に初めて発見された。三星堆という名前は「大昔3つの星が天から落ちてきた」という由来をもつ。
このことから最初の中国文明は宇宙からやってきたというトンデモな話がある。
しかし、実際には三星人という民族がそこで文明を開いたのである。
三星人が開いた文明は中国最長の長江の上流、四川の奥地で発見された。この地域はチベット系の少数民族が多く暮らしていたところである。
三星堆遺跡には長く伸びる土塀状の盛り上がりで囲まれている。
この土地から精巧な青銅器が発見されている。また漢字とは全く異なる文字が発見された青銅器に刻まれている。



三星堆遺跡の特徴

青銅器は日本の遮光器土偶を中東人の顔で作ったように見え、まるで宇宙人の様に見える。
しかし、遮光器土偶の顔は目を細めているだけで別にサングラスをかけている訳ではない。

» 遮光器土偶についてはこちら

同様にこの青銅器も宇宙人ではなく、目を細めているだけであろう。年代測定によるとこの青銅器が作れられたのは7000年前ということになっている。
黄河文明よりも3000年遡る。
黄河文明では4000年前である。
文字は漢字よりも古代エジプトのヒエログリフに近い。
夏王朝の漢字の元になる文字とは全く違う。
このことも漢民族とは全く違う文明であったことがわかる。

中国共産党の隠蔽

中国共産党はこの遺跡の時期を5000年前としている。
また宇宙人がその由来だとしている。
» 古代文明と宇宙人の関わりについてはこちら
三星堆遺跡は1912年に発見されて以来ほぼ放置の形であった。
近年ドイツやフランスなどの中国以外の国々の調査団が現地で本格的な研究を開始しようとした途端、中国政府はその研究が開始される前に遺跡を掘り返したという。
そして宇宙人が作ったというトンデモ説を繰り出し、漢民族の出自を守ろうとしているのである。



    

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