ダークすぎるポケモン「ノロワラ」について

「ノロワラ」とは何なのか?

ノロワラとは、97年のスペースワールドで公開されたポケットモンスター金銀のベータバージョンの流出データから判明した没ポケモンである。

ノロワラ・ブードゥーポケモン


ポケットモンスター金銀のベータバージョン自体が、かなりダークなポケモンが登場するゲームであり、この路線のままポケットモンスター金銀を出したら、メダロットと同じようにおそらくポケットモンスターの今の栄光はなかったであろう。

そんなポケットモンスターベータバージョンの中で、特にキャラクターデザインがひどいのが、ノロワラである。
ノロワラは、呪いの藁人形をモチーフにしたポケモンであり、ゴースト属性であり、ポケモンの技「呪い」によって、他のポケモンを呪い殺すダークな設定だ。

ちなみに97年の没ポケモン達の中にはそのまま採用されたポケモンも少なからず存在する。
しかし大半のポケモンはダークすぎる設定であるがために、日の目を見ることもなく闇に葬られてしまった。

しかし2018年に、体験版 ROM が流出してしまった。
そのためポケモンのダークな一面が世の中にあらわになってしまったのである。

ポケモン2ゴールドrom






ノロワラの詳細な設定

ノロワラとは、呪いの藁人形そのままである。
ポケモントレーナーのオカルトマニアによって創作され、破棄された呪いの藁人形に、ゴースの怨念が憑依し、形となって現れたのがノロワラである。

本来であればシオンタウンのような、ポケモンの霊を慰める施設で供養されるべきポケモンではなく、トレーナーに虐待され捨てられ野垂れ死んだポケモンの怨念がゴースとして生まれ変わり、形を持たないゴースが、ノロワラという依代を得て、この世に舞い戻ったのがノロワラである。

その後ノロワラは、主人に対する恨みのパワーで自己を増殖し、ポケモンとしての種を確立した。
ノロワラの目的は、 虐待し自分を捨てたトレーナーを呪い殺すことである 。

死んだポケモンはどうなるのか?

普通の死んだポケモンは、そのまま天に召される。
そして輪廻転生のプロセスを経て、再び地球に生を受けて舞い戻ると言われている。
しかしポケモンの中には、 何かしらの未練や恨み、苦しみながら死んだ過去などを背負ったまま、この世をさまよう幽霊となる ポケモンがいる。

そのような幽霊が合体し、ゴースと言われるガス状のポケモンとなり、人間やポケモンに危害を加えるようになる。
幽霊の集合体がゴースである。

さらにゴースは様々な怨念を取り込み、自身をより具体的な形へと具現化させていくのがゴーストである。
そのゴーストも、通信ケーブルと言う世界と別の世界をつなぐ異次元空間に触れ、更なる進化を経て、ゲンガーというどうしようもない存在に昇華してしまう。
ゲンガーは神出鬼没であり、小学生ぐらいの女の子を異世界に攫っていくという。
しかし大人になればゲンガーの脅威はなくなるようである。








    

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