創価学会員の思想や哲学について

創価学会の人(学会員)は一般社会の人と考え方や常識が少し違う。

どちらがいい悪いという議論ではないが、現実に学会員は社会の中に普通に存在しているため、彼らと付き合っていかなければいけないのが大人の社会だ。

そのため、創価哲学創価思想(池田思想)について論じていく。

選民意識

学会員は、自分が学会員であることについて特別な存在であると思っており、そのことに誇りと自尊心を持っている。

これは、創価学会の思想の中に「この腐った世の中に生まれてきたのは、腐った世の中で不幸な人々を救い、世の中さえも平和に変革するため」という考えが根底にあるからだ。

学会員は自らのことを地湧の菩薩であるとして、一般人は創価学会の教義の実践によって救われる救済対象であると認識しているからだ。

そして、創価学会は仏の集団であり、仏(特別な存在)であるが故に不幸な人々を救っていかなければいけない使命があると思って振舞っているのである。



創価学会に対する批判

創価学会は唯一無二の神聖な仏の集団であるが故に、創価学会を攻撃することは、謗法(創価学会の教義を否定する行為)であり仏罰(天罰のようなもの)が下り無間地獄に落ちると考えている。

そのため、創価学会や公明党に関する否定的な記事は全てフェイクニュースであり、謗法であると認識している。

学会内の反逆者(乗っ取り、スパイ行為、分断工作、等々・・・)は徹底的に正義のために攻撃する文化が存在している言われている。

また、特別な使命があるとされる創価学会員を利用したり虐めたりする行為も、仏に対する反逆行為として立派な謗法であるとされ、その人も仏罰が下り無間地獄に落ちると思われている。


創価学会への勧誘

創価学会への勧誘は、創価学会内部では折伏と呼ばれ、折伏は人々を救う崇高な行為であるとされている。

そのため、学会員にとって勧誘行為(折伏)は善意であり宗教ビジネスではないということになっている。

創価学会では折伏を行うと、莫大な功徳(ご利益)があるとされ、自らの不幸を救うためにも行うことを推奨している。


池田先生

池田先生とは創価学会三代目会長池田大作のことである。

学会員は敬称として、先生とよんでいる。

学会員にとって池田大作は天皇陛下より格上の存在となっており、創価学会の聖典である「人間革命」によると天皇陛下も一般国民と等しく平等な不幸な人間の一人であり救っていかなければいけない対象とされている。


他宗教への拒否反応

創価学会では、不幸の根本原因は間違った宗教の崇拝であるとされている。

この考えは、創価学会の聖典「人間革命」によると、大東亜戦争の悲惨な結果は国家神道という誤れる宗教を国民が信仰してしまったことに他ならないという思想があるからである。

そのため、間違った宗教である神社仏閣を否定し、初詣には行こうとしない。

その代わりに、元日は全国各地に点在する創価学会の会館で新年勤行会が行われ、学会員の初詣の代わりになっている。

創価学会では、地域のお祭りや神事、地鎮祭等は間違った宗教であり、創価学会の教義を知った以上は謗法であるとされ、その行為を戒めている傾向にある。


公明党への投票依頼

創価学会にとつて公明党は民衆のための政治を行う平和の党であるとされ、自民党との連立政権については、自民党が戦争や悪政をしないように与党内野党として自民党の監視、ブレーキをかける役割があるとされている。

公明党への選挙依頼も、創価学会の教義では、民衆を救うため功徳(ご利益)があるとされ、選挙依頼を多くの票を獲得する自らの挑戦と定め奔走している。


聖教新聞の購読推進

聖教新聞は創価学会の機関紙であり、学会員にとっては池田先生からのお手紙として有難く購読している。

また、創価学会の思想や教義を広めるため、創価学会外部の人にも聖教新聞の購読を推進している。

基本的に聖教新聞の配達は、創価学会への奉仕という意味でやっているので、配達員に支払われる給料は最低時給以下である。
しかし、聖教新聞を配達すると功徳がもらえるというロジックで創価学会員が最低時給以下でも喜んで協力しているという。
しかし、そんなシステムにも綻びが出ている。
多くのエリアで、読売新聞の配達員に配達の外注を依頼しているのが現状のようだ。

韓国や中国に対する考え方

韓国や中国は日本に仏教や文化を伝えた大恩の国であるため、日本以上に韓国や中国を尊敬している。
韓国の創価学会との交流では、「日韓友好」ではなく「韓日友好」というように韓国を上に置いて交流している。
そのため、中国や韓国に対する強硬な姿勢やヘイトスピーチを非常に快く思っていない人が多い。


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