霊感と精神疾患との区別

基本的に霊感と精神疾患は明確に区別されるべきです。

霊感は、人が外部の存在や情報を感じたり知覚したりすることができる能力を指し、精神疾患は、脳や神経系の異常によって引き起こされる病気の総称です。

ただし、霊感が強い人は、時に精神的な症状や不調を経験することがあります。

これは、霊的な情報を受け取ることが、感情や思考に影響を与えるためです。

しかし、霊感が精神疾患の原因となることはありません。

精神疾患は、専門家による診断と治療が必要です。

一方、霊感は個人差がありますが、自己管理や適切なアドバイスを受けることで、ポジティブな方法で活用することができます。

見える人、感じる人

霊的な体験をしやすい体質の人がいるようだが、科学的な根拠がないために、「変な人」「変わった人」という扱いをうけることも多いようだ。
そればかりか、見えたり感じたりしない人間から見ると、何を言っているのだろうという気になり、しまいには嘘つき扱いをされることもある。
子供の頃からとか、若い頃からずっとその現象に悩まされている人もいる。

現実に起きた出来事

私の知人にも、見えない何かを感じやすいタイプの人がいる。
子供の頃からだそうだ。
具体的には自宅の周囲のある場所から害を及ぼすものを感じ、家族でその場所に行き、掘り返したという。
土のなかには木箱に入ったくしと人形が見つかった。
お寺の住職を呼び供養してもらうと落ち着いたそうだ。
周りの人が他界したときも、成仏できないでいると言い、お払いをしてもらった。
確かに普通の人にとっては、幽霊の存在などどうでもいいことなのかもしれないが、現実にそのような霊感が強い人間は、幽霊による様々な霊障について、いてもたってもいられず、一般世間の目をはばからずに、 お祓いをしたりするタイプの人間も多くいるようだ。



精神疾患が原因?繋がりは?

霊感と精神疾患は、本質的に異なるものですが、一部の症状が類似しているため、区別が難しい場合があります。
そうなった時に、周囲の人間はどう対処すれば良いのか?

精神疾患は、脳の異常によって引き起こされる病気であり、幻覚や妄想、不安、抑うつなどの症状が現れます。
一方、霊感は、超感覚的な能力によって他者とは異なる感覚を持っている状態です。
霊感を持つ人は、予知夢を見たり、不思議な現象を感じたりすることがあります。

ただし、精神疾患を患っている人は、幻覚や妄想によって自分が霊感を持っていると誤解することがあります。
この場合、適切な治療が必要です。
一方、霊感を持つ人が、自分の能力を誤解して精神疾患と診断されることもあります。

周囲の人間が対処する際には、まずは本人の話を聞くことが大切です。本人がどのような状態にあるか、どのような感覚を持っているかを理解することが必要です。
その後、精神科医や霊的なカウンセラーなど、適切な専門家に相談し、適切な対処方法を見つけることが重要です。

この問題で家族だけで対処することはただ困るばかりである事があります。
信用してあげたいのはやまやまなのだが、なんせ証拠も根拠も無いからです。
それが原因なのか、本人は周りとの関係が上手くいっていない。
心配して病院に行かせると、精神疾患を患っていた。
医学的にこの判断をされると、幻覚や妄想をみているという社会的にネガティブなイメージのレッテルを貼られて精神病扱いされることになる。




本人にしかわからないなら

見えない何かを受け入れてあげようとする気持ち、家族であれば信じてあげたいと考えるだろう。
精神疾患を治して早く社会に順応できるようにしてあげたい気持ちもあるだろう。
本人にしか見えない、感じないのなら、なるべく気持ちに寄り添ってあげたいものである。

本人にしか感じられない霊的な体験や現象がある場合、それを否定するのではなく、受け入れることが大切です。
ただし、精神疾患と区別することも必要です。
精神疾患の場合は、医師の診断と治療が必要となります。
霊的な体験と精神疾患との区別は、専門家の判断を仰ぐことが望ましいでしょう。



    

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