エースをねらえ!の解説

エースをねらえ!とは、原作者山本鈴美香(やまもとすみか)が創作した漫画及びそれから派生するドラマやアニメ等々のメディアコンテンツのことである。
エースをねらえ!は、スポーツを題材にした昭和の代表的なアニメであり、俗にいうスポ根というジャンルである。


スポ根とはスポーツ根性の略であり、根性論や精神論でスポーツの世界で勝ってゆくと言う、昭和的な思想をベースにしたスポーツ漫画である。
現在のスポーツ漫画との違いは、昭和のスポーツ漫画は明らかに試合に勝つことに主眼を置いて努力をするが、現代のスポーツ漫画は、スポーツを通した人間関係や主人公の葛藤などがメインテーマとなっている。
そこから、昭和と平成と令和では社会思想が違うことが伺えるようだ。

不朽の名作、エースをねらえ!

私が初めてこの素晴らしいアニメのエースをねらえ!を見たのは、小学生の時だ。
その素晴らしさに視聴率がとても高く、何度も再放送されたのである。
夕方に面白い番組はないかとテレビのチャンネルを変えていると、アニメが映ったのだが、少女向けアニメかと思いガッカリしたのである。
しかし、少し見ていると、ハマったのである。


主人公の岡ひろみが倒れるまで特訓をする姿に、視聴者の私はよく啞然としたものだ。
私がアニメを見て何度も泣いたのは、このエースをねらえ!だけである。
コーチとの別れのシーンはもちろんの事、岡ひろみのものすごいがんばりが報われるシーンもとても泣けるのである。


天才テニスプレーヤーのお蝶夫人のスーパーサーブに、何度もレシーブを試みるが失敗を続ける岡ひろみに私は全力で応援せずにはいられなかったのである。
スーパーサーブにやっとラケットが当たった瞬間は、号泣ものなのである。
最終回まで興味深いストーリーに大満足だったのである。



「エースをねらえ」岡ひろみに憧れ始まったテニス人生

小学校の時に最も影響を受けたアニメが「エースをねらえ」である。
当時夕方の再放送枠でテレビ放送されており「コートでは誰でも一人一人きり…」と主題歌が流れるのが楽しみで仕方がなかった。
主人公の岡ひろみがテニス界のトップを目指し、逆境に立ち向かいながらも成長していく物語。
当時幼かった私は宗像コーチに厳しい特訓に耐えるひろみを「なんて可哀想なんだ」と思いつつ、どんどん才能が開花する平凡な女子高生に憧れたものだった。
ひろみに情熱を捧ぐ鬼コーチ宗像をはじめ、登場人物が個々ユニークで面白い。


お蝶婦人が金髪巻き髪を振り乱しながらコートを舞う姿は、幼い私でも「ありえない」と心の中でツッコミをいれるほど。
いびりや特訓といった辛いテニスシーンから一転、友人マキとひろみのやりとりにホッコリさせられ、藤堂くんとの恋仲をドキドキしながら応援。


そんな女子高校生をとりまく人間模様に「高校とはこんなものなのか」と小学生ながらどっぷりハマっていたものだ。
中学生になり当たり前のようにテニス部に入り高校までテニスをし続けたのも、このアニメの影響であろう。
アタックナンバーワンや巨人の星と共に、昭和スポーツアニメの名作の一つだ。

岡ひろみに憧れてテニス部に入部しました。

小学校の頃、エースをねらえをずっと見ていました。
中学で憧れの岡ひろみみたになりたくてテニス部に入部、当時は熱中症など知られていなかったので、炎天下の中、水も飲ませてもらえず、肌に塩がふくようになるまで練習していました。


一年生は、コートで練習はできず、先輩の演習の球拾いや、腕立て腹筋、空中椅子、素振りの毎日でした。
いつ、私は、岡ひろみのようにコートで華麗にラケットを振ることができるのだろうと夢にみていました。


当時は、軟式テニスと硬式テニスの違いもよくわからず、何で私がうつ球は、アニメのようにパコーンといい音がしないのだろうと不思議でしたね。
二年生になり、コートで練習できるようになっても、相変わらず豆だらけの手で、汗でグタグタになりながらの練習で決してあんな華麗なプレーとはかけ離れていましたが、どんなにきつい練習でも、岡ひろみも頑張ったからという思いで耐え忍びました。
今では、青春をかけた本当にいい思い出で、あの主題歌どおりの部活動でした。



エースを狙え!と自分の描写

エースをねらえ!は最初に、上戸彩さん主演のドラマをみました。
バレーで勝ち上がっていくストーリーと思っていましたが、勘違いでした。


メンバーに選抜選抜された事をきっかけにイジメにあうという悲しい物語でした。
私もスポーツをやっていましたが、同じく先輩のポジションを奪ってしまいました。
私は実力で奪ったのですが、先輩からは「無視」をされ続けました。
スポーツでのイジメは今でもあるのかもしれません。


どうすれば、なくなるのでしょうか。
私は、ドラマの後に漫画を読みました。
かなり昔の漫画にもかかわらず、今の現代となにの変わっていない悲しさ。
ニュースでも良く見るスポーツ内のイジメ。


この大きな問題を解決しない限りは、スポーツ人口は減る一方だと思います。
この漫画は私はとても共感ができ、昔の自分を描写しているかのようで、親近感がわきました。
イジメが始まるきっかけは本当に何気ないことから始まりますね。
もう少し前にこの漫画に出会っていれば、スポーツをもう少し楽しめたかもしれません。
この漫画オススメです!

エースをねらえ!主人公の岡ひろみよりもタイプで気になる女子

エースをねらえ!は小生が小学校から中学に入る頃に大人気のテニス女子主演アニメでした。
当時、私もリトルリーグで野球をやってましたが、スポーツものアニメは全般的に根性ものが流行りで、ご多分に漏れず、エースをねらえ!もバリバリの根性ものアニメでした。
主人公は岡ひろみと言うまさに何処にでもいそうな普通の女の子で、その岡ひろみを徹底的に鍛え上げる当時流行りの俗に言う鬼コーチは、宗方コーチと呼ばれていました。
そんな鬼コーチに目を付けられて、鍛えられてどんどん岡ひろみは成長していく姿に、見ている子供達は魅了されました。


元々同じテニスチームの大先輩で憧れていたお蝶夫人なども、最終的にはやっつけて、日本を制覇して世界に羽ばたく所まで覚えています。
凄い私の2歳年上の姉もハマっていて、一緒に応援していました。
そんな岡ひろみも実は同じテニスチームの男子の先輩である藤堂さんに恋をしていて、その辺も見ていてドキドキしてました。
家に帰るとゴエモンとか言うペットが居たのを記憶してますが、何故か家族があまり出てこなかった気がしています。


当然、このアニメの主人公は岡ひろみであり、岡ひろみを応援していました。
でも本当に本当に好きで応援していたのは、岡ひろみの親友、愛川マキが実は私のタイプで気になり影ながら応援していました。
愛川マキの人を支える優しい感じが好きでした。
あの頃からどちらかと言うと、縁の下の力持ちを好きになる性格で、それは今も変わりません。
ああいう、自分は日の目を見なくとも、親友を応援するおひとやかなタイプの女性って、良いですね。



宗方の愛の深さに感動

ひろみは宗方という鬼コーチに、テニスの才能を見出されて行った。
しかみ宗方はただ厳しいのではなく、心からひろみのことをいつも心配していた。
後半に宗方が病気で自分の寿命が長くないと知った時に宗方が藤堂にひろみを託した時に、彼の愛の深さを感じた。
ひろみは藤堂が好きなのかと思っていたが、宗方がアメリカに来れない時に知った時の姿から宗方への愛の深さが感じられた。


宗方が亡くなった後に、ひろみが抜け殻のようになりまがら再起して行く姿は感動的だ。
テニスの面白さだけではなく、人を愛することのすばらしさを教えてくれる内容になっている。
宗方が自分がいなくなった後に彼女がテニス選手として大きくなるためのプランを立てていたのも感動だ。


この物語は、いろいろな要素が混じっており多くの人の心をとらえて離さない名作だ。
時代を超えて、今の時代でもこの物語は多くの人が感動できる作品だ。
世界に羽ばたいていくひろみの姿が印象的だった。



    

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