現代社会の神隠しと失踪

神隠しに対する自治体の対応を考える。

現代では神隠しと呼ばれる子供が失踪する現象が起こった時に、今と昔とでは自治体がどのような対応をとるのかについて変わってきています。

最近では14歳の少年が神隠しにあった時に、自治体からあっという間に少年保護の防災無線が流れて消防団が出動し捜索を開始します。

そして、すぐに14歳の少年が保護されました。

14歳って微妙な年頃なんですけどね・・・。
あの年頃って本当に何やるか分からないと、おじさんになってから、気がつくものです。
かくいう私も14歳のころは情緒不安定で危なかったと思います。

昔であれば、子供が神隠しにあったときは、まず最初に山の神を鎮める祈祷を巫女や神主が行い、村人が村長などの有力者一族の子供のみ捜索した覚えばあります。

現在の自治体は、地方直轄の組織なので、そのような贔屓は行われません。



14歳の少年のが神隠しされた理由

14歳の少年は情緒不安定であり、変な宗教団体だか詐欺団体に資料を請求したり、オカルトに浸ったり、とにかく反抗期ともいえる態度で周囲を混乱させていた。

14歳という年齢について確かにおじさんから見ると、多少無理があっても、成長ホルモンが収まるまでの間、じっとしていてほしいと思う反面、でもあの年頃だから、それくらいの冒険はするのではないかとは思います。

ご両親も心配するけれど、でも、自分の社会的立場ぐらい分かっているのでしょうね。

少年の性格や言動なども、ただ全てではないとは思いますし、親も働き盛りなので、神域である山や森に子供が遊びに行くことは心配だと思います。



失踪に対する自治体の対応が良かったのか?

因みに親が家から逃げ出し神隠しにあうとか、逆パターンじゃなくて良かったですね。

結局、家の中でおばあちゃんは完全に無視されているのか、勝手に家出をし、保護されて事件にもならなかったのかという事ですが、消防団とか警察に叱られるだろうなあと思います。

常世の方がおじさんは怖いからいやです。
まあ、ご両親も理解しているのです。

14歳という年齢の少年が唐突な失踪をするという事件は、地域の安全安心の確保のために部落総出で捜索するのですがね・・・。

私が14歳の頃って、結構災害への対応力が今よりも危なかったと思いますけど、その時は、学校で虐められて、衝動的に何をするのか分からないという年頃でした。
そこら辺の、少年少女に対する日ごろのケアが自治体には求められていますし、対応は不十分だったと思っております。

自治体は、14歳の少年は行方不明になると本当に危ない年齢でもあると危機感を持ってほしいです。



いじめによる被害の把握は必要だ

私の両親は、私が毎回学校でいじめられているのを知らなかったらしく、当時は不登校という言葉もなかった時代で、怠け者というとらえ方が、主流の時代でした。

なので、色々と少年っぽい考えをしたものですが、とにかく衝動的に死ぬなら苛めた奴を仕返ししてやるという若い気持ちが、現在ではすっからかんになっているのが面白いですね。

神の仕業ではないことは当たり前でしょうけれど。

因みに天狗隠しを今やられたら、それこそ訴訟とかの方に話が行きますけれどね。

ともあれ、今回の神隠し事件では、住民・自治体が一体になり少年を無事に保護することが出来たので改めて良かったと思います。

怒られはするけれど、でも明日があれば少年は生きていられるよ。
古神道の神から子供が保護されるって事自体、誰からも見捨てられていないし、まだまだ何とでもなる年ではないかと思いますよ。

神域はインフラ整備によって、LEDライトが増設されたから大丈夫だと私は思います。

心を悩ませる思春期の言動

今後、防災・減災対策を推進していくために必要なセーフティネットはダブルネットワークのような連携体制だと思います。

以前、13歳の少女二人が手をつないで、線路から飛び降りたなどという話があって、私はドキッとしたものです。

私が14歳の頃に人が行方不明なっていたら、その当時の親はどれほど嘆いただろうかと、それくらいの事なのですが、少年がケロりとしていた方がいいですね。



    

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