真如苑

真如苑の成り立ち

真如苑は真言宗系在家仏教教団である。
設立は1936年。
設立者は伊藤真乗。
本部は東京都立川市の真澄寺に置かれている。


真如苑と称するのは1951年からで、1953年に宗教法人として認証を受けた。

真言密教の儀式を重んじ、その他にスピリチュアリズムや易などの影響を受けている。
経典は大般涅槃経。


大般涅槃経は、如来を不滅とし、生あるものは全て仏になれる性質を持つと説く。
真如苑の信徒は2019年時点で940099人である。


真如苑は人の役に立ちたい一心で出発した伊藤真乗氏が開祖し、東京都立川市にはじめてのお堂(真澄寺)を建立したのだ。

修行時代は妻・友司と共にみ仏の道に入ることを決意し、真言宗の醍醐寺にて得度を受けて、正しい修行に踏み出し真言密教のすべての法を受け継いだのである。


真乗氏は真言密教を修行していた時期であった自らのために他人に尽くしていく事の教えを改め、他人のために他人へ尽くす教えと悟ったのだ。

そして、自我から他が為の精神を悟るようになり、真如苑は現在では、日本国内にとどまらず海外にもお堂があるのだ。


真如苑の教えに影響されたわけではないが、自身のために人に親切にする習慣から他人のために役立てたい気持ちがこみあげてきたのである。

また、気づかないうちに年々と人は自身のことを顧みなくなってきたのかもしれないのだ。


以上のことから、伊藤真乗氏が自分を顧みないようになった人たちを引き出せる理由として、人の役に立ちたいために自我よりも他人のためにと悟っているのだ。

現在は後継者として、女性の伊藤真聰(いとうしんそう)が指導しています。



真如苑の教義

真如苑は、融和の精神と利他行の実践に努めて心を磨くことを重視する。

修行は接心と呼ばれる瞑想である。


接心には有相接心と無相接心がある。

有相接心は霊能者と対座して霊能者からアドバイスを受ける。

アドバイスを自分で深めるのが無相接心である。
霊界との道交が開かれたきっかけに、設立者の伊藤の息子が夭折したことがある。

真如苑では、伊藤の夭折した2人の息子を両童子と呼ぶ。
両童子は信徒の苦しみを身代わりになって引き受けてくれるとされる。



真如苑の体験談

真如苑に二年間入信してました。


若いころからいろいろと悩みを抱えていて、新興宗教から勧誘を受ける事も多かったが、私自身が一番しんどかった時に薦められて、藁をもつかむ思いで真如苑に二年間入信していました。

何度か行かないと霊能者と言われる人に会えず、会えるようになっても会場は人だらけで言われてることもよくわからなかった。

言われたことをグループのリーダー格の人に報告して解釈をしてもらうのだが、確信をつかれた様な事は言われた記憶はなかった。

ただ、法律相談なども予約すれば、外部から来ている弁護士さんと、信者である弁護士さんもいたが、どちらにも相談することができ、それは役に立った。


恐ろしいなぁと思ったのが、季節ごとの行事です。
近郊でやっている寒稽古をメールで誘ってこられます。

しばらくは言われるまま真如苑に通っていたが、法話などを聞いてると真如苑を創立した家族自体が兄弟で対立していたり、団体のトップの人が妻帯者だったり、宗教と名乗るにはとても人間臭さを感じて、真如苑自体を信仰するという気持ちにはなれず、真如苑に通わないようになった。

でもやはり、罰が当たるのでは?など考えてしまい、近隣の神社に三か月毎日通って、縁が遠のくようにお願いして、真如苑との関係は自然消滅した。



真如苑の宗教勧誘手法

高校に関係するボランティアに参加していた中で、長くやり取りのあった先生が、ある日突如、真如苑という宗教に勧誘されました。
私は宗教観は希薄です。

ボランティア自体は人手が寂しいから手を貸してほしいと言われてたのもあり、ちょうど開いてる時間帯だったのでそれほど難しく考えることなく、手を貸すことにしました。

出入りするための入館証を作るための用紙を書いてと渡されたのが、後でわかったのですがそれは、ボランティアのための入館証ではなく、真如苑の入信届けだったのです。


少しは人の役に立てたら良いと思ってボランティアに参加しようと思っていた矢先から、矢継ぎ早に尋問めいた方法で、軽く真如苑に軟禁され勧誘されて入会してしまいました。

さすがに、強引な宗教勧誘だったので、真如苑に対して不信感をいだき始めて、脱会届を速攻で提出しました。



    

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